モヤモヤ 1

8月半ばに突然の嘔吐&食欲不振で血液検査をした際、T-cho(総コレステロール)が337(正常値:84〜287)、ALT(アラニンアミノT)が242(正常値:13〜113)と高いことが指摘された。どちらも肝臓に関する数値で、肝炎などになると1,000単位にまで跳ね上がる。ルーシーの状態は、そこまで行かないが、かといって放置できる数値でもないという。

9月上旬に再検査したが、T-choが315、ALTが230と依然高く、初期の高脂血症の診断を受けた。以後2週間にわたり高脂血症の治療薬を飲み、投薬の効果を確認するため再々検査することに。

高脂血症の症状があると言っても、原因が高脂血症だけのことも、その他の疾患(肝機能障害やガン)が症状を引き起こしている場合もあるという。投薬でT-choが正常値に戻れば、原因は高脂血症だけということになり、そのまま投薬のみで良いだろうが・・・とのこと。

9月22日、ALTは148まで下がったものの、T-cho は311と大きく変化せず。獣医さんも悩んだ挙句、もう1か月、同じ投薬を継続することに。同時にエコー検査も行ったが肝臓や腎臓に腫瘍などの異常は見られなかった。エコーは、腫瘍が小さければ写らないし、リンパ腫であれば、なお映るはずもない。この時点で、先生は高脂血症が原因で症状を引き起こしている可能性が高い」と言う。

10月18日、再々々検査。今度は血液検査のみ。「総コレステロールが下がりますように。原因は高脂血症だけでありますように。」と祈る気持ちで臨んだが、T-choは301と変化は鈍く、正常値に比べて依然高い。それどころかALTが171に上がってしまった。なんだかな〜=3。

血縁さんは近年腎臓がんの診断を受けたが、変化は、腎臓ではなく肝臓関連の数値から始まったとのこと。ルーシーは元より左右の腎臓の大きさが異なり、さらに老化スピードが速いということで投薬治療中。腎臓が弱点なのは既に明らかだし、高脂血症の投薬は続けるにしろ、腎臓がんの可能性をつぶす必要があるのではないか?そして、腎臓のための新たな投薬が必要では?

獣医さん曰く
「確かに異常があるのは肝臓関連の数値ですが、心臓・肝臓・腎臓のいずれかに異常があれば、これらの数値に変化が起こる可能性があります。」
「しかし、前回エコーで確認したとおり、腎臓に異常は見当たらないし、今の数値で腎臓ガンという診断はありません」
「同じ投薬を継続することになりますが、将来的には、肝臓の細胞診を一度しておく方が良いと思います。」
「細胞診は半年、1年という将来ではなく、来月辺りはどうですか?」
「細胞診は麻酔を行い、開腹で行うか、腹腔鏡で行うか。腹腔鏡は来月(具体的な期日は連絡待ち)下旬には入る予定です。」

腹腔鏡の方が、傷口は小さく回復が速いのは人間も同じだが、腹腔鏡も開腹も麻酔のリスクは同等で否定できない。今のところ肝臓がんを示す具体的な所見はないが、かと言って「原因は高脂血症」と断定することもできない。

ルーシーに麻酔のリスクを負わせ、痛い思いをさせてまで、するべきことだろうか?