モヤモヤ〜セカンドオピニオン1

エコーで肝臓の下半分に見られた白いモヤモヤと、血液検査で高い値を示した総コレステロール(T-cho)およびALTには、関係があるのか?それとも別の原因があるのか?現在行っている高脂血症の投薬治療で良いのか?

(あ)には、そこが非常に気になった。

掛かりつけで高脂血症であることに変わりない」高脂血症の投薬を開始して約2か月。

T-choは緩やかに減少しているものの、依然、正常値域に戻っていないし、ALTに至っては、この期間中に一旦下がった値が再び上がり、薬の効果は、少なくとも(あ)が期待したほどではない。

高脂血症の症状(今のところT-choとALTの数値の上昇のみ)は、原因が高脂血症だけの場合も、代謝の減退による肝機能低下や癌など、それ以外の原因による場合もある。後者の場合には、治療は高脂血症だけを抑えても意味がない。

(あ)が個人的に最も恐れているのは細胞レベルの癌。エコーでは写らないし、犬用の腫瘍マーカーは存在するものの、特定種類の癌にしか有効ではないそうだ。この場合は、手をこまねいている間にも進行してしまう。

かといって、肝臓の組織検査に踏み切る決心がつかなかった。13歳半の老犬が負うリスクとしては大きすぎる。組織検査は、開腹か腹腔鏡による。掛かりつけは11月後半に腹腔鏡を導入するので、半年以内に組織検査をしてはどうかと提案された。

腹腔鏡は開腹と違い、傷口が小さくて回復が速い。N先生は肝臓に約1〜2cmくらいの穴を2か所ほど開けて組織を採取。ただし、採取箇所が癌細胞に当たれば良いが、そうでなければ見過ごされることになる。ましてや腫瘍ではなく細胞レベルならば、当たる確率はかなり低い。

悩むこと約半月。別の病院でも確認したかったけれど、掛かりつけの病院によると「これ(エコーと血液検査を組み合わせた診断)の後は、組織検査しかない」

セカンドオピニオンをとるにしても、どんな病院で、どんな検査があると言うのだろう?大病院ならMRIがあるだろうけど、関西ではまだまだ少ない上に、人間用でも5mm以下の腫瘍は映らないし。かえってルーシーのストレスと負担を増やすだけではないか?
FBに悩みを漏らしたところ、M先生からアドバイスをいただけ、別の病院(E病院)でエコー診断を受けることになった。幸いこの病院が近隣にあり、別のわん友さんから検査にあたって詳しい情報交換ができ、大変心強かった。