昼頃からルーシーが首周りを痒がり出した。見れば新しく小さな発疹が出ている。ひどくなっては大変と、夕方から歩いて動物病院に行った。
 便の調子は問題がないので、外用の塗り薬をもらった。毎回やたらと時間をかけて検査をするくせに、相変わらず原因は不明らしい。私自身、この病院に対する信頼が薄れ始めている。詳しくは書かないが、今日は院長も「逆ギレ」ともとれるような発言をしたし。
 薬を用意してもらう間に待合室にいると、ビーグルを連れた飼い主さんが来られた。体毛の色が白っぽいので訊いてみると、13歳だという。目脂で目が開かなくなったので、他の獣医さんにかかり、結膜炎の診断を受けて治療してきたが、どうも違うような気がしたそうだ。そして、この病院で「ドライアイ」の診断を受けた。ワンちゃんの場合にもドライアイがあるのかぁ。ちょっと驚き。
 かなり長い間、結膜炎の治療を受けていたので、ドライアイは悪化していたらしく、この病院では「視力は90パーセントまで回復するかもしれないが、完治は無理」と言われたそうだ。それでもドライアイの治療を受けたら、大分良くなってきたそうだ。そういうケースもあるのね。飼い主さんは「もっと早く『違う』と気づいてやれなかったのか、悔やまれますけどね」と仰っていた。
 メグちゃんのお母さん曰く「先生にも得意、不得意がある訳だから、不得意そうだったら別の病院にかかれば良いのよ。」それはそうなんだけど、どの時点で「この医者は、この分野には不得意そうだ」と判断したら良いのだろう。