質問攻め

体重は13.52キロでした〜。

 今週末は練習会で、知らないワンちゃんとも会うことになる。まぁ、エチケットかな?ということで、狂犬病注射のためもあり、掛かり付けの動物病院へ。ついでに先生を質問攻めにする。

 まず、フィラリア予防措置について。
 お世話になっている他のワンちゃんの飼い主さんから、フィラリア予防注射のハナシを聞いていた。効果は投薬と変わらず、一回の注射で6ヶ月有効だという。ルーシーはこれまで経口薬にしていた。N先生には「毎月、月末に飲ませて下さい。月末って覚えやすいでしょ?」と言われているが、こちらは、ついつい忘れがち。気が付くと、月の第一週半ばということもしばしば。シャンプーとフ○ントラインとフィラリア予防薬の投薬について、スケジュールを管理するのもメンドクサイ。真夏となれば水遊びもするし、カレンダーに印をつけても、後になって「アレ?この日したのはシャンプーだっけ?それともフ○ントラインだっけ?フィラリアだっけ?」と自分で訳が分からなくなってしまう。そこで、先生に「今年から注射にしたい」旨を伝える。
 「実は、ウチでは予防注射は勧めていないんですよ」と先生。実際、この病院でフィラリアの予防注射を打った子はいないのだそうだ。フィラリアの予防注射は、他の注射と異なり、薬剤が注射後6ヶ月間体内に留まって、入ってくるフィラリアを駆除するそうだ。経口薬の場合、前の一ヶ月で体内に入ってきたフィラリアを薬で殺し、その後体外に排出される。ここまでを見ると、予防注射の方が手がかからなくて良いように思える。
 フィラリア予防注射は、フィラリアを殺す薬剤+体内に薬剤を留まらせるための基剤から構成されている。フィラリアを殺す薬剤自体は、経口薬の成分とほぼ変わらない。開発・販売の直後は、全国の動物病院で予防注射が推奨された。ところが、その結果、予防注射にアレルギー反応を起こすケースが見られた。最悪の場合には、死亡することもあったという。
 原因は、おそらく予防注射の基剤で、これについて、稀にアレルギー反応を起こすケースがあったようだ。これまでにN先生は、フィラリア予防注射にアレルギーを起こす犬種としては柴犬やダックスらしいとの情報を得ているが、実際のところ、どのワンちゃんがアレルギーを起こすかは、打ってみないと分からないそうだ。
 実はワクチンは1年間有効といいながら、接種後、薬剤自体は間もなく体外に排出されるようにできている。一方、フィラリアの予防注射は、6ヶ月もの間、体内に留まるメカニズムなので、アレルギーを起こしても、アレルギーの原因を体外に排出させる術がない。という訳で、N先生は予防注射を勧めないそうだ。
 肩を落とす(あ)に先生は、
 「うっかり忘れても1週間ぐらいなら大丈夫ですから。経口薬にしましょう」と慰めてくれた。我ながら、なんでこんな単純なスケジュール管理ができないのかねぇ、ホント。

次にフ○ントラインとフォー○レオンについて
(以下、「ライン」と「レオン」と書きます)
 (あ)が知る限り、ラインとレオンは一長一短があったが、そこは去年から変わっていないそうだ。
 ラインは、薬剤を付けた後、ダニが体に付いても規定の時間内に殺してしまう効果があり、その効果は最低1ヶ月間持続する。1ヶ月の間に、2回くらいシャンプーをしても、ダニ駆除効果は多少なりとも残る。一方、レオンはシャンプー直後に付けることができ、ダニがハナから犬の体に付かない(家庭内にアレルギーの方がおられる場合には、この方が良いかもしれない)。それでもレオンは水に弱く、一回のシャンプーで落ちてしまう。従って、頻繁にシャンプーをする犬は、シャンプーごとにレオンを付けることになる。
 ちなみにルーシーの場合は、沼に入ることを想定して、ラインを使うことが多い。比較的直毛だし、頻繁にブラシをかけることで、ダニを付けて家に入らないように気をつけている。それに−−−尾籠なハナシで恐縮だが−−−ルーシーは肛門腺に分泌物が貯まりやすいタイプらしいのだ。(先生曰く、通常絞るのは1ヶ月に1回程度らしいが、排便の際に分泌物を全部出してしまい、全く貯まらない子も稀にいるそうだ。このところルーシーは週一の割合で絞っている。肛門腺が詰まってるのか?絞るから貯まるのか?)頻繁にオマタを洗ったりする関係上、レオンは実用的ではないと思っていた。ただし、ラインは効果的だが、皮膚に全く負担がかからない訳ではないし、一回分はレオンよりも高い。
 で(あ)は、次のようなスケジュールを考え、N先生に提案してみた。

 2008 X月
 第一週 シャンプー後、1日ほど置いてライン
 第二週 オマタ洗い or 沼に入って(水遊びして)全身シャンプー
 第三週 オマタ洗い or 沼に入って(水遊びして)全身シャンプー 直後にレオン
 第四週 オマタ洗い or 沼に入って(水遊びして)全身シャンプー

 N先生によれば、ラインだって、シャンプーをしたら、シャンプー前の効果がそのまま残っている訳ではないという。それならば・・・第二週で全身シャンプーをして、仮に効果が70%減ったとしても、レオンを追加することで「ダニよけ効果」は保証できるではないか。またまた仮に第三週に二回以上、沼に入ったとしても、ベースにラインの効果が1ヶ月間持続する訳だから、とりあえずルーシーがダニに噛まれることはない訳だ。
これでどや!?
 「う〜〜〜〜ん、考えたことがなかったですね。」と苦笑する先生。それでも、やっぱり別個の薬剤を重ねるのは抵抗があるそうで「ラインを重ねる、レオンを重ねることについては大丈夫ですが、(二つの薬剤を併用するのは)ボクは勧めません」とのこと。こっちは、一生懸命、考えたんだけどなぁ〜〜。
 
三つ目は、ルーシーの股関節に関する今後の診察について
 とりあえず、今のところ目に見えて筋肉の付き方や歩き方に異常はない。激しい運動をさせなければ、今の状態を維持することが可能だとのこと。(N先生の言う「激しい運動」には、ディスク遊び、ボール遊び、追い駆けっこが含まれる。今のところ全部止めていないけど、これはナイショ)ただし3歳となれば、そろそろ運動をコントロールしなければならないとのこと。
 これまで半年に一度、レントゲン検査を受けてきたが、3歳という節目では、特に異常がなければ不要とのこと。これ以上、骨が成長することはないからという理由らしい。
 (あ)はルーシーがゴロン、ロールが異常にヘタなのは股関節に問題があるからではないかと気になっていたので、これについても訊いてみたが「おそらく関係ないでしょう」とのこと。つまり、単にヘタクソだということらしい。

 N先生にとっては、嫌な患者だろうなぁ〜。先生、ゴメンネ〜。