褒め言葉

 今日はコンクリのステージで練習。ステージだと境界線があるせいか、こちらはムーヴの大きさが分かるし、ルーシーも距離がつかみ易いみたい。
 ただ、大きく動くことに関しては、ステージで大きくても、芝生では小さくなることはしばしば。繰り返し練習すると、スピードも落ちてくるし。
 とりあえず気合いを入れて褒めてみた。
 気合いを入れると、一瞬だけど、スピードが上がることが多い。
 ところが「ヨシ!」とか「グッド!」とか連呼していると、ルーシーの「褒められた感」は薄くなるようだ。

 えーと、えーと、何か良い褒め方はないものか?

 なぜか「トレビアン!」と口から出た。
 すると、ルーシーがピタっと動きを止めて首を傾げた。
 ・・・発音が悪かったか?
 「ルーシー、トレビアン!」「レ」の音も上顎辺りから息を出して、フランス語らしく。
 ルーシーは「レ」の音でビクッとした後、ますます首を傾げる。
 ・・・さては、フランス語じゃ分からんか。じゃあ、日本語らしく発音。
 「ルーシー、トレビア〜〜ン!」
 ルーシーは、いかにも気持ちが悪いという顔をして、水を飲みに行った。
 フランス語がダメか?じゃあ、イタリア語で。
 「ルーシー、モルト・ボーノ!」
 ルーシーは、尻尾をユラユラと振ってみせた。
 じゃあ、ドイツ語。でも、音は英語に似てるなぁ。それじゃあ・・・
 「ルーシー、ブンダバー!」
 尻尾がピンと立った。
 ・・・あ、ブンダバーは「美味しい」だった(笑)。
 帰宅後、ネットの翻訳サイトで各国語の褒め言葉を探した。

ヒンディー語
बहुत अच्छा ! उत्कृष्ट !

・・・読めませんがな(笑)。