負け神様

 梅雨明け後、(あ)とルーシーは超早朝散歩&日没直前散歩に切り替えた。オリンピックは7時間時差のあるロンドンなので「全然見られへん」と思っていたのだけれど、開会式だけは、いつもどおりにスッキリ起きて、しっかり見られた(ただし、ビーンが出てきた時、錦糸卵を焼いていて手が離せず、後で録画を見たけどね)
 しかし、さすがに競技は、その時間にとても目を開けていられない。
 今回も、とりあえずサッカーは一切見ないで寝ることにしている。大昔に気まぐれでTV観戦したら、日本が大どんでん返しで負けてしまった。後世が『ドーハの悲劇』と呼ぶ試合である。
 「まさか自分に負け神様が憑いているのでは?」と怖くなり、日本の勝利のため、応援したい気持ちを抑えつつ、さっさと寝床に向かう日々である。
 この負け神様。どのスポーツでも営業するかと思いきや、そうではないらしい。オリンピック以前に行われたバレーボールも体操も、勝つ時は勝つ。見なかった時に負けることもある。阪神なんか、今年は1試合も見ていないのに、ず〜っと負けてるし。負け神様は、いつも営業している訳ではないらしい。
 負け神様の営業時間を確かめるには、日本の試合を見るしかない。それでも、そのせいで負けてしまったら、頑張ってる選手に申し訳ない。
 という訳で、昨日は柔道の準々決勝までを条件に、こっそりTV観戦(笑)。
 すると、日本選手の技が「技アリ」に近い効果のポイントを上げていながら、審判3人が相手側が優勢と旗を上げたり(相手が危険行為スレスレの行為をしていたことも忘れたのか?)そいでもって審判長に注意されたら、3人が3人とも日本側を優勢と旗を挙げ直したり。
 「いや、審判長が何と言おうと、ワシは自分の判断に自信があるもんね」という審判が1人もいなかったことも腹立たしい。大体、審判長が注意している時に、首を傾げて「そうか?まぁ、何でも良いけどね」みたいな態度をとること自体がおかしいだろ〜(怒)!!
 勝者と言われた側は、一瞬で敗者になって呆然としているし、勝つべくして勝った選手も後味悪いではないか。
 何より他の試合でも柔道の判断が正しいと信用して良いものかと思ってしまう。

 ・・・話が変な方向へ行っちゃった。

 どうも(あ)の負け神様は、へそ曲がりらしい。
 辛うじて日本選手はこの試合で勝者となったが、自分が怖くなって決勝戦を待たずに寝ることにした(笑)。

 という訳で、(あ)は全試合ライブで見るのはアキラメました(TOT)。

 水泳も体操も見たいけど・・・。
 ここは日本のために、ぐっとガマン!

 ちなみに、(た)は「ボクなんか、負け神が憑きっぱなしや」と言いつつ、ルーシーと一緒にスウェーデン戦を見てました。だからドローだったんじゃないの?!阪神が勝てないのも、それが原因??

 もしかして、ルーシー家全員に負け神様が憑いているのでは?