ダンス競技会〜グチ2〜
最後のシークエンス「アラウンド(本番ではエイトに変更)→バックウィーブ→くるん→バックウィーブ」。
どれもルーシーが好きな(or少なくとも苦手ではない)動き。こちらは、バックウィーブを音楽に合わせることだけに集中してしまっていた。エイトが終わって1回目のバックウィーブを指示したところ、ルーシーはなぜか立ち止まり、その後アラウンドをした。エイトは自分が指示通りに動いたくせに、練習で覚えたことと違うことを指示されたことを思い出し(←ニブイ 笑)「アレ?」と思ったらしい。突如「ここはエイトじゃなくて、アラウンドじゃん!」と訴えた。
ルーシーから予想外に指摘されて、こちらは完全にパニクってしまい、最終的には「エイト→アラウンド→バックウィーブ→くるん」という曲調から全く離れた動きをさせてしまった。
ガリガリ練習で飽きたはずのルーティンだけど、覚えたことと違うことをさせられるのは許せんらしい(爆)。
全くジコチューなヤツだ。エイトは強化してきたけど、一曲を通しでエイト・バージョンは踊らなかった。こんなことなら、アラウンドでのバージョンとエイトでのバージョンで、あらかじめ練習しておけば良かった。それなら「今日はエイト・バージョンなのね」で済んだかもしれない。
それにしても――。
ルーシーがステージ上で暴走した場合、そこで止めるのが正しいのかな?毎回悩んでしまう。
ちなみに暴走というのは脱走ではない。ヤツは目の前の焼き芋を無視して脱走するほど、繊細な神経を持ち合わせていない(笑)。
ここで言う暴走とは、指示とは違う動きをすることだ。
ルーシーが本番のステージで暴走すると、これまで結果的に許してしまっていた。原因は、こちらがテンションを必要以上に上げすぎたから。舌打ちしながら黙認していた。
例えば「ちょうちょ」を指示したのに、ウィーブをしてしまうことが多い。止めて途中からでも「ちょうちょ」にすべきか。大抵は、こちらに余裕がなくて、ウィーブにしてしまう。
でも、これって迎合していることにならないか?
こちらがルーシーに合わせると、ヤツは鼻の穴全開で大笑いしながら「でしょ〜?ここは、やっぱウィーブが曲に合ってるでしょ〜?」と動く。
毎回、犬のワガママに負けている。
これが正しい対処法なのか?毎回悩む。
ルーシーが、本番のステージでは自分が止められない、叱られないとを思っているような気がするからだ。
↑我が犬ながら性悪。一体、誰に似たんだか(笑)。
これまでの経験で、そう思っているなら、こちらの責任だよなぁ。
でも、テンションがズドンと落ちたら復旧させているヒマはないぞ。落差がどれほどのものなのかは、やっていないと分からない。
その一方で、ルーシーは元々テンションが高い方だし、大抵の暴走はテンション上がりすぎが原因なので、その場で抑える意味はあるかもしれないとも思う。練習では「違うよ」と言われても、大抵の場合は「あ、そっか」で済んでいる。
今回のダンスについては、昨今の傾向と異なり、ダンスに対するテンションが低い方だったので「暴走させない努力」をした。直前にサブで「ちょうちょ」を強化した。そうしながら「本番のステージでウィーブをしたら、その時は止めてやろう」と心を決めた。
どうせ大失敗するのは目に見えているのだから、ひとつぐらい増えたって良いだろう。
これは意味のある失敗だと思うしね。
強化されたのに従わなかったのだから、止める正当な理由になるだろうし。
ところが、「ちょうちょ」は問題ナシで、想定外の箇所で暴走させてしまった。よりにもよって最後の最後。
最後かよ〜!!
最後に暴走されたら止められるか?その後は、ポーズで終わりだぞ。
踊り始めなら意味があるだろうけどなぁ。最後の場合は、どうするよ?!
う〜〜〜む、わたしゃ、一体どうすべきなんでしょうかね?