ケータイ一年生
今年から(あ)もケータイを持たされることになった。ものごっつい遅いケータイ・デビューである。当代はやりのスマホではなく、ガラパゴス携帯というやつか?ジュラ紀の化石が使用するんだから、それで上等である。
親たちも立派な後期高齢者だし持ってりゃ安心てことなんでしょうが。なんかケータイって、良いイメージないんだよなぁ。人間をルーズにさせるっつーか。自分がそうなりそうで、これまで持たなかった訳なんだけど。
持って思うのは「もっと若い時に持っときゃよかった」ということ。
でも、便利だからというのではないんだな。
車の運転と同じで、若いうちに覚えておけば、ちゃっちゃと操作できるんでしょうが。
こちらはトリセツ片手にアップアップだ。
ケータイを使用せざるを得ない状況とは、緊急時だろう。
そんな時にトリセツを読む余裕はないではないか。
せめてベーシックな操作は覚えておかなきゃイカン!
でもさ・・・
ローマ字打ちで一発変換させたい!!単語登録はどうなっとる?
すごい人は、運転しながらメールを打てるらしい←(あ)には逆立ちしてもムリ。
操作がまだ怪しいので、電源を入れて持ち歩くのが怖い。
散歩途中で鳴ったりしたらパニック起こすだろうし。
「しばらくは、リアルタイムに返信できません。悪しからず。」と、友達にはパソでメールを事前に送っておいたけど(笑)。
使わなきゃ慣れないので、夕ごはんの後にホットカーペットに座り、心を落ち着かせてからメールを打っている。使わなきゃダメだもんね。昨晩は「絵文字が使えるじゃん」と実母に言われ「バカにしとるんか」と思った。
ルーシーは、最初は顔を近づかせて「何それ?」とクンクンとケータイのニオイを嗅いでいた。飼い主が真剣な表情で何かをしていると気になるようだ。
「食べ物じゃないの。お母さんは忙しいの」と言うと、
なぜかお尻をケータイの横に持ってきて、尻尾をファサファサと動かす。
尻尾の毛で画面が見えない。
「見えないじゃんか!」というと、ますますグイグイとお尻を近づけてくる。
次は、ケータイを持つ手の下から、人の顔を覗きこんでくる。こちらは笑ってしまい、押し間違えて最初からやり直し。
やっぱ、もっと前に使えるようにしときゃ良かったな。
ルーシーも邪魔しなかっただろうし。
そう思う今日このごろである。