ファイナルアンサー?
この日は教室。これまで疑問に思っていたことを、先生にぶつけてみた。
ルーシーは、言葉によるコマンド「サイド(右側につけ)」が理解できているのか?
・・・めっちゃエレメンタリーやねんけど(汗)。
言葉によるコマンドとハンドラーへの集中を強化するために、
1)「ツイテ(左側につけ)」→「ターン(左側で回る)」→「ツイテ」
2)「ツイテ」→「ターン」→「サイド」(ハンドラーの後ろを通って反対側へ)
3)「サイド」→「スピン(右側で回る)」→「サイド」
4)「サイド」→「スピン」→「ツイテ」(ハンドラーの後ろを通って反対側へ)
という練習をしていたのだけど、ルーシーはどうも(あ)の背後で、こちらの様子を覗っているのではないかという疑念が湧いてきたのだ。
「ツイテ」からスタートの場合はまだ良いんだけど、「サイド」からスタートの時は、コマンド1回で動き出すのも、最終的なポジションに付くのも遅いし、成功率が低い。理解度は怪しい。ギャンブルしているフシがある(爆)。
たとえば、3の場合だと、サイドからスピンすると、その時点でルーシーの位置は(あ)より若干後ろ。(あ)は同じスピードで歩き続けているので、ルーシーが追いかける形になるのは当然。しかし、最終のポジションのサイドに入るのが遅い。(あ)は「ルーシーは指示したとおりにサイドに来てるかな」とちょっと首を右側に傾けて確認する。ルーシーは、それを待ってサイドに入っとるんじゃないか?と。
何分、自分は歩き続けているし、首の動きがルーシーにとってヒントになってしまうようじゃ、コマンドが定着したことにはならないので、練習中に振り返ることができない。で、先生に見てもらったところ
「ルーシーはコマンドを聞いて一旦サイドの位置に入ろうとするんだけど、入ろうとした瞬間にIさんが強化しないから迷っていますね」
要するに、こちらが強化するタイミングが遅いので、ルーシーはコマンドを理解していても、自分の理解に自信が持てず、(あ)の背後で迷っているらしい。
「うーん、迷うってことは、はコマンドが理解できていないってことじゃないですか?」と言うと
「理解してると思いますが、定着はしていませんね」
しかし、ルーシーが(あ)の背後にいるし、こちらは首を回してヒントを出せば、手で誘導するのと同じではないか?
「鏡の前かなんかで、ルーシーの様子を見ながら練習してみてください。強化のタイミングをもっと早めにとること」
「理解しているか怪しい場合は、もっとポジションの基礎に戻ってやり直してください」
うぅぅ〜、さらにエレメンタリーかよ(TOT)
単に、歩いて回ってポジションに入るだけなんすけど。
それもポジションは2つしかないのに。
ガックリする(あ)に、先生は「そりゃ、しょうがないですよ。普段の生活で、自分の右側につけることは少ない訳ですから」「まず、サイドのポジションをもっと強化すべきでしょうね」
そうだなぁ、左側に付ける頻度は、右側よりも圧倒的に多いなぁ。単にリードを着用して歩くときも左側だしなぁ。
ダンスのルーティンなら、練習を重ねれば、ルーシーは確実にできるようになるだろう。自分がすべき動きは、毎回決まっているからだ。言葉のコマンドを聞き損ねても、音楽を頼りに「ここでサイドに付くのね」とやってみせる←そういうヤツなのだ(爆)。(あ)が今ルーシーに求めているのは、こちらから出される言葉のコマンドだけを手がかりに、自信を持って指示に従い動くこと。
ルーシーには「パターンは4つしかないんだから、良い加減覚えろよ」と言いたいが、ヤツにしたら50-50もテレフォンも使えないし、先生というオーディエンスの励ましもない。(あ)は、み○もんたバリにポーカーフェイスを決め込んで首すら動かさないし(笑)。
先生によれば、(あ)が当初想像した以上にハードルを上げすぎているようだ。特に、ルーシーには難度が高すぎるらしい。
今度「ファイナルアンサー?」と訊いてやろうか。ヤツは、抵抗なく「え?違うの?じゃ、こっち」と反対側について、絶対シラを切るだろう。確信をもって「ファイナルアンサー」と応えて欲しいというのは、欲張り過ぎかな?
↑候補曲のひとつ。先生に「フツーですね」と言われ、あえなく却下。グラミ○賞の候補に挙がっていて、懐メロ・コンビの汚名返上と思ったんだけど(;_;)。