昼寝

　「クッションはこう使うのだ」と、（あ）はサークルの中で毎日寝て見せる。ルーシーは「オモチャをちょうだい」とばかりに、（あ）の頭の下からクッションを引き出そうとするが、さすがにそれは難しい。
　すると、今度は（あ）の体の上に乗ろうとする。（あ）の顔の上に座ろうとしたり、体の上でボールをくわえてみたり。マウンティングをする気なのか？腕でルーシーの体を払うと、今度は（あ）の足を靴下の上からペロペロなめる。こんなに遊べとせがむのは珍しい。
　ようやくあきらめたので、二人で並んでお昼寝。狭いサークルの中は窮屈だが、ルーシーは意外と安心して寝ているようだ。時折、尻尾を動かしたり、足をかいてみたり。何の夢を見ているんだろう。