ワードローブ

 ワードローブは100均専門のルーシー。毎日走り回って泥だらけになるのだから、値段の高いワンちゃん用はもったいない。「少なくとも落ち着くまでは、ルーシーには100均の子供用Tシャツで充分だ」と(あ)は考えている。
 驚いたことに、人間様用で同じサイズのTシャツでも実際の大きさは全く違う。特に違うのは胴の部分の長さだ。だから100均Tシャツの中でも「大事にしたい一品」がある。ところが、そういうものに限って、ルーシーは破いてしまう。(あ)は、性懲りもなく破れた部分にツギを当てて、ツギのあたった部分を前身頃にして着せるという姑息な手を使っている。(た)は「100円のTシャツなんだから捨てればいいじゃん」とか「巨人の星じゃあるまいし」と言っているが、ぴったりサイズの一品を確保するのは難しいのだ。
 昨日パグのぷうちゃんのお母さんから、タンクトップとジャージのジャケットをいただいた。サスケ君のお母さんが購入されたものだが、「サイズが合わないから、ルーシーにどう?」と声を掛けて下さった。犬用だしブランド物だ。やったー!100均から脱出だ!!
 タンクトップは若干緩めだけれど着れそうだ。ジャージは青に白いラインが入っていてスポーティ。ワールドカップのシーズンにはもってこいだが、こちらは、残念ながら大きすぎる。ルーシーでガフガフなら、パグちゃんには丹前みたいだったろうなぁ。ま、そういう使い方もあるけどさ。
 夕方、公園にジャージを持参して、ぷうちゃんのお母さんを待つことにした。その間に黒ラブのルイちゃんに会えたので、試しに着てもらった。ルイちゃんのお父さんは、初め「小さいから、入らないと思う」と仰っていたが、着てみるとピッタリだった。それどころか随分余裕があるし、黒に青が映えて格好良い〜!心なしか本人も嬉しそうな表情を浮かべていた。ぷうちゃんのお母さんの了承を得て、ルイちゃんに渡すことにした。
 先日(た)が例によって100均で買ったTシャツは、サイズ表示はルーシーのサイズだったけど、着せたら小さかったなぁ。100均Tシャツで良かったら、ぷうちゃんにもらってもらおうかしら?・・・なんて、失礼かしら?