怪しい3

 秋篠宮紀子様が出産されたそうだ。母子共に無事とのこと、良かったねぇ。ところでN○Kのニュースでは「男のお子さま」と連呼していたけど、(あ)は、この表現にものすごい違和感を感じている。尊敬の気持ちを表したいなら「新宮様」とか「ご子息様」とか、別の言い方があるんじゃないの?ま、そんなことはどーでも良いけどさ、当のご本人たちが健康であれば。
 さて、ルーシーの人見知りにも困ったものだ。今朝もフリスビーの途中で、公園で知らない人を怪しんで、唸って吠えました、トホホー。
 慌てて(あ)が「リーブ!」と指示しても、全く聞く耳持たない様子。ちょうど近くにエルちゃんたちがいて、飼い主さんたちがルーシーを大きな声で呼んでくれた。すると何を思ったのか、ルーシーはそちらにも唸って吠え始めた。次の瞬間「あ、違った」と気がついて駆け寄り、飼い主さん達に急にゴマをすり始めた。ルイちゃんのお父さんが「ルーシー、オマエ間違えたんか。」と笑いながらルーシーを撫でると、図に乗ってエルちゃんのお母さんたちに「飛びつきチュー」を食らわせていた。
 助けて下さった飼い主さんたちは、ガックリきた(あ)に同情し、なぐさめてくださる。皆さんはベテランなので、経験豊富だし相談にも乗って下さる。皆さんのおかげで、(あ)はなんとかやっていけるし、ルーシーをタヌキ汁にせずにいられるようなものだ。
 ところが、だ。当の本人は、これらの飼い主さん達にペコペコする(あ)を尻目に、一人芝生の上に戻り、知らん顔で伏せている。全く反省していない。ルイちゃんのお父さんが「ルーシー、オマエ何やってんねん?」と声をかけても、離れた場所で「ヘッ」と笑っている。「お母さん、『早よ戻れ』言うてますけど」
誰のせいで、ペコペコしてると思てんねん!!
 昼近くに(あ)の母が訪ねてきた。母は小さい頃、大きな犬に追いかけられたことがあるそうで犬が怖い。という訳で、ルーシーを飼いだしてから、我が家に来ても家の中に入らないことが多く、なるべく近づかないようにしていた。
 今日は促されて、なんとか家の中に入ったが、玄関に入るやルーシーの「ウー」が始まった。(あ)が「ルーシー、No」「リーブ!」と言っても聞かず、次にマズルを掴んでも、まだ口の中で小さく「ウー」と言い続けていた。サークルの上に金網でフタをしたら、ようやく黙ったけれど。
 エルちゃんのお母さんが「1歳過ぎくらいから始まるワンちゃんは、多いわねぇ」と明るく言って(あ)を元気づけてくださったが、「ウー」を言われた方は攻撃されなかったとしても気分が悪いはずだ。特に犬が苦手な人は、犬のイメージが良くなる訳はないし、それどころか苦手意識がますます強くなるだろう。
 これはやっぱり(あ)が自分の庇護者として頼りないと、ルーシーが考えているからだろうか?それとも単なるイバリンボなのか?今週末から、シツケ教室が再開する。先生に相談してみよう。