シツケ教室を見学

 土曜日に(あ)は一人でロ○ヤルホームセンターのシツケ教室に見学に行った。ここは現在ルーシーが通っているシツケ教室からほど近い場所にあり、授業の前に立ち寄ったところ、偶然ボーダーコリーの青空(そら)ちゃんに出会った。飼い主さんは教室の先生で、いろいろと相談に乗っていただいている。A先生、お金も払わずゴメンナサイね〜。
 なぜ今さら別のシツケ教室に見学に行くことになったのか?現在のシツケ教室に、大きな不満がある訳ではない。非常に感謝している。ただ環境を変えることも、ルーシーには必要ではないかと考え始めたのだ。ルーシーは今の教室に入れば、大抵の場合、指示に従う(文句は言うけれど)。先生たちに良い顔をしたい、褒めてもらいたいという気持ちが強いのと、教室では飼い主の指示に従うルールが擦り込まれているからだ。その一方で公園や別の場所に行くと、教室ではできたことが、できなかったりする。また、股関節の問題を考え、今後どこまでできるかは分からないけれど、ドッグダンスを目標にシツケをしていきたいという方針が(あ)の気持ちの中で固まった。ドッグダンスは、本来グータラなルーシーが珍しく興味を示しているから、シツケを進めるのに役立つかなぁと考えている。
 現在の教室でもドッグダンスのクラスはあるのだけれど、今のルーシーの状況ではレベルが高すぎる。クリエイティブなので、授業でひとつひとつのトリックを教えない。それに大前提はシツケなのだ。どのような場所でも服従姿勢がとれるということが一番重要だと思っている。
 前置きが長くなったが、ホームセンターの学習環境は、はっきり言ってルーシーには最悪である。売り場の直ぐ横に緑のカーペットが一部敷かれただけで、全く区切られていない。店内には音楽が流れ、お客さんの流れが絶えず、中には犬の目線の先に子供がしゃがんで見ていることも多い。おまけにカーペットの端には搬入口があり、大きな荷台に段ボールを載せた店員さんが通る。これを見るたびに現在のシツケ教室は恵まれすぎていると思う。ここで集中できれば、大概の場所で犬は落ち着いていられるし、飼い主の指示に従えるのではないか?
 見学したクラスの生徒は二匹。トイプードルのナナちゃんとボーダーコリーのルーク君である。ルーク君はアグロ君の甥っ子にあたるらしい。どちらの生徒も1歳を迎えておらず、遊びたい盛りなのに集中力が素晴らしい。クラスはベーシック・トレーニングらしいが、生徒のレベルが高いので、レベルに合わせて授業の後半部分をドッグダンスにあてていた。

 まずはベーシック。基本は「待て」。


A先生が、さまざまな誘惑を繰り出すがガマン。飼い主が「良し」の合図を出さない限りは、動いてはならない。ク〜、辛そうだ〜!

 ドッグダンスはスピンとアラウンド。ここの教室では両方とも、飼い主の足の回りを沿うように回ることを言うらしく、方向によってスピンとアラウンドと分けているらしい。特にバックで回るのは難しそうだ。ルーシーはバックの時、ものすごいヘッピリ腰なんだもん。

 教え方はA先生&青空ちゃんのお手本を画像でどうぞ。  



 
 この教室に今後通うかどうかは別として(あ)自身はルーシーの成長に合わせて柔軟に対応したいと思う。選択肢を限るのではなく、広く情報を求めて一番現実的な方法を選びたいと思っている。

 最後はルーク君のアップと青空ちゃんとのツーショットをどうぞ!