どうしようか

 来年のシツケ教室のことで悩んでいる。候補を挙げて、それぞれ見学をさせてもらったのだが、全くタイプが違うので、そもそも比較にならないのだ。そろそろ決めないといけないのになぁ。
 一つ目は、場所が賑やかな店舗の一角で先生は若い女性。先生ご自身がボーダーを飼っておられ、ルーシーが目標とするドッグダンスもゆくゆくは教えてもらえるとのこと。もしも、こちらの教室に参加するとすれば、第一の目標は「刺激の中でルーシーを落ち着かせ、飼い主に集中させること」になるだろう。ここの環境は、搬入用の台車やお客さんが行き来する中だから、刺激だらけである。ここでルーシーが(あ)に集中することができたら、人の集まる他のどんな場所でも大丈夫だろうと思う。屋内なので教室が天候により休みになることはないし、特にこれからの季節、屋外の環境は人間の方が大変だ。それにルーシー自身、この先生に慣れていて、出会うたびに甘えまくっている。ただし授業のモードに切り替えるにはフードを大量に使わざるをえないかも。
 二つ目は、場所が山奥のアジリティ施設の一角で先生は中年の男性。先生は非常に経験豊かで、こちらの質問にも分かりやすく答えてくださる。もしも、こちらの教室に参加するとすれば、第一の目標は「上手くルーシーと遊ぶ方法を学ぶこと」かな?先生の心づもりとしては、遊びの中で飼い主への集中力を養うということのようだ。結果として(あ)はF公園に出没する「変なおじさん」に匹敵する大声を出せるようになり、「ご褒美=フード」から脱却することができるかもしれない。こちらは個人レッスンなので、他のワンちゃんとの接触が従来よりも少なくなり、そのことが人(犬)見知り傾向の出始めたルーシーに、どんな影響を与えるのかが不安である。(先日は叫び声を上げる変なおじさんに対して、ルーシーは負けじと吠えていた。)つきつめれば飼い主のリーダーシップの問題かもしれないけれど、(あ)としては自分たちが側にいる時はルーシーが安心していられる状態を目指したいと思っている。この教室で困った点は、授業が天候により左右されることと、順番待ちをしなければならないこと。日没の時間が早い時季で屋外の授業だから、他の飼い主さんを待たせることは申し訳ないし、時間をとることに気を遣わなければならないだろう。そして施設への道が非常に狭くて、車の運転に自信のない(あ)としては尻込みしてしまう。また、ピーター君と違って、ルーシーにはアジリティに対する意欲も適性もないので、いずれは他の教室に移ることになるかもしれないこと。
 どうしようかねぇ、お父さん。