もやし

 ルーシーは「もやし」が気に入ったようだ。毎回の食事にはドッグフードに加え、リンゴのスライスとオカラを与えているのだが、昨日はうっかり、オカラをきらせてしまった。買いに行くことも考えたが、外は雨。それに朝食の時間が遅くなると、夕方の散歩でNO.2が出ないことが多い。散歩の時間を遅らせると、外は真っ暗。NO.2が全く見えない。という訳で、人間用夕食の鍋料理に使う材料から、ルーシーには、もやしを少し加えることにした。
 リンゴのスライスを与えると、ルーシーは丸飲みしてしまうことが多い。口に入ったリンゴを楽しむことより、次のリンゴをもらうことに必死なのだ。そのせいか、リンゴのスライスがNO.2にそのままの形で出てきてしまうことがある。(尾籠ですいません)
 一方もやしの場合、ルーシーは必死に噛む。生でも大して歯ごたえのあるものではないが、もやしの形状ゆえか、噛まずにはおれないようだ。ところがリンゴ同様に、次のもやしを早くゲットしようとするので、シャリシャリと「高速カミカミ」でもやしを噛む。
 不思議なのは、ルーシーはきちんと「お座り」の状態のまま食べていたこと。リンゴの時は、「待て」を解除され、ご褒美をゲットしたら、次の瞬間にはお尻が上がってしまう。ところが、もやしの場合は噛むのに必死なので、すぐに立ち上がらない。本人は、そのことには気づいていないようで、側で大笑いする(あ)を「ん?何か?」と見上げていた。
 (あ)が食事の後で「ルーシー、もやし好きなん?」と撫でてやると、ルーシーは鼻息荒く「もっとちょうだい」と催促。ま、もやしはカロリーがほぼゼロだし、お通じにも良いみたいだから、オカラがない時は代用しても良いかも。
 面白かったから、また「もやし」をやってみよう。皆さんも、お試しあれ。