キーワードはナチュラル

lucy04142007-04-15

 今日はピーママさんからのご連絡で撮影会に参加。「走るワンちゃんを撮りたいらしいよ」ということで、お誘いいただいた。現場には、ルーシー、フラッシュ君、クーちゃんの「お気楽トリオ」以外に、マイケル君やクルミちゃん達ラブちゃんと小型のワンちゃんが集まった。ルーシーはといえば「早く走らせて」と催促。とてもじゃないけど、コイツにモデルなんか務まらない。
 主催者さんの「ナチュラルな犬の姿を撮りたい」との言葉に(あ)は心の中で「本気ですか!?」と叫んでいた。ルーシーのナチュラルな姿って、無法者そのものなんだけど。

 お気楽トリオは撮影など全く興味がなく、会場の端で早速いつもの取っ組み合い+追い駆けっこ。特にフラッシュ君は大はしゃぎで走り回っていた。それでも性格が温厚なフラッシュ君、「ワンちゃん同士の挨拶」「カーミング・シグナル」の撮影に度々かり出されていた。また、他の飼い主さんから「格好良いわぁ」と褒められまくり。
 「ルーシーちゃん、来て下さい」とお呼びがかかる。「悪い見本をお願いします。」・・・あ、やっぱりね。見るからに悪役だもんね。
 それまで邪魔にならないようにと端っこで遊んでいたから、具体的に何を撮影しているのかが分からなかったのだが、人間の犬に対する接し方を撮影しておられたようだ。人間が犬にのし掛かるように上の方から大きな声を出して抱きつくなど、犬を怖がらせるアプローチの「悪い見本」だったらしい。撮影スタッフの心づもりでは、そのようなアプローチをされたルーシーが怖がり、吠えたり威嚇するマネをするところを撮りたかったようだ。
 ところがルーシーは、悪い見本のモデルとしても失格だった。知らない飼い主さんが、サングラスをかけて抱きついても尻尾を振って甘えてしまったからだ。その上、リードを持つ(あ)を振り返り、得意げに「良いでしょ?」と笑っている。結局お払い箱。
 ところが、そんなルーシーも撮影スタッフさんにはウケてもらったようだ。いつものようにボール投げをしたら、スタッフさんや他のワンちゃんの飼い主さんの後ろに隠れて構えて見せたからだ。「何してるの?」と声を掛けられ頭を撫でられても、伏せたままで視線はボールに集中。皆さん、大笑いされていた。
 ま、今日のところは、これくらいにしといたる・・・てか?
 マイケル・パパさんの後ろにも隠れる