ずびずば〜

 金曜日から鼻水が止まらず、(あ)はとうとう花粉症になってしまったらしい。幸いにも土曜日はシツケ教室が休みだった。今日はまだマシな方だけど、それでも下を向いたら鼻水が垂れそうだし、自分の声もなんだか遠くに聞こえる。今日になってマスク着用で散歩をするも、これがなかなか鬱陶しい。ルーシーも、(あ)が散歩の用意をしている時から、なんだか不思議そうに眺めていた。
 ジョギングルートを歩いていると、いつも会うワンちゃんはそれぞれ警戒モード。中には飼い主を守ろうと、ズイっと前に出る猛者もいた。そんなに怪しいですか?
 タヌキがいない時はマッタリのマロ君も「なんか変だなぁ」と遠巻きに見ているだけ。いつもなら「おやつ、頂戴」と催促があるんだけど、なければないで、ちょっと寂しい。
 ルーシーはクーちゃんと久しぶりに取っ組み合いをしていたら、二匹は興奮の頂点に達したのか、ガウガウ言い始めた。(あ)が「ルーシー、ノー!」と大声を出したら、なぜか二匹は素直にブレイク。ん、マスクマンの乱入に驚いたのかな?
 マスクは、ワンコにとって大変不気味に映るらしい。歯が見えないから、相手が怒っているのか喜んでいるのかがわかりにくいのかもしれない。不気味だと思ったものには、逆らわないみたい。そういう意味では聞き分けが良くなる。鬱陶しいし、めんどくさいけど、しばらくマスクを着用していようか?