嬉しい再会

 お向かいに朝から消毒作業が入ると聞き、ルーシーの自動車教習を兼ねて上○台公園へ。9時過ぎに到着したが、ワンコの影は全く見えない。慌てて家を出たので、充電していたデジカメを忘れた。ま、誰もいないなら良いか。
 公園の上の方にある広場で、しばしルーシー相手にボール遊び。すると、しばらくしたら下の方で白黒のシルエット。フリスビーをされているようだ。ボーダーを飼うと、やたらと白黒ツートンカラーが目に付くから不思議だ。誰かは分からなかったが、とりあえず挨拶に行く。
 「ん?」あちらの飼い主さんが手を振って下さっている。「んんん?」
 見れば、兄弟子のルーク君とママさんではないか。この公園で訓練+フリスビーをやっているそうだ。しばらくルーシーと一緒に遊んでもらうが、どうやらルーク君、奥ゆかしい性格らしい。フリスビーは大好きだが、他犬を押しのけてまで取りに行かない。普段ルーシーは、フリスビー命、ボール命の友達と遊んでいるので、友達がボールやフリスビーを追いかけ、そして自分は友達を追いかけるものと思いこんでいる。ハーディングが自分の仕事だと思っているらしいが、実際はハラスメントである。
 ルーク君は、自分がフリスビーやボールを取っても「ボクが持っていても良いの?」と言うように、ルーシーの方を振り返る。ルーシーも「私は追いかけるけど、どうする?」と言うように、ルーク君の方を見る。なんだか譲り合っているみたい。変な二匹。
 ふと見たら、向こうの方でもう一匹ボーダーちゃん発見。あちらもフリスビーで遊んでいる様子。ルーク・ママに「あれは誰だろう?」と話していたら、向こうから来てくれた。
 「ん?」どっかで見た人とボーちゃんだ。「んんん?」
 おやおや、バドちゃんとママさんではないか。しまった!やっぱりデジカメを持って来るべきだった!
 久しぶりに会ったバドちゃんは、大人になっていた。スポーツ大好きのバドちゃん。当然ルーシーなぞ全く眼中になく、ともかくフリスビーやボールを追いかける。パパさんだけでなく、ママさんともペアを組んでフリスビー大会に出場しているらしい。さすが〜!!!
 時々ママさんがボールを隠してしまうと、バドちゃんは一生懸命ボールを探していた。うっかりポケットの中でボールが「キュー」と音を出したら、両耳がピンと立ちキョロキョロ。また、自分のママさんがボールを投げてくれないと分かると、今度は他の飼い主さんのところにボールを持っていって「投げて」と催促。
 ルーシーはといえば「どっちのお友達を追いかけようかな」とウロウロ。ペキニーズ・ミックスで二歳半になるハナちゃんと一緒に「ハラスメント隊」を結成。二匹でルーク君とバドちゃんの後を追いかける。ハナちゃんは体格が小さいのに、ともかくフットワークが軽くて速い!!
 そこへボーダー♂9ヶ月のクマ君登場。体はルーク君よりも随分と大きいけれど、顔は少し子犬っぽい。ともかく元気で、他のワンちゃんに「遊ぼう!」としきりに誘っていた。9ヶ月といえば「天下ムテ期」だ。自分が天下無敵だと思いこむ時期なのだ。多少ガウガウ言うのは当たり前。他のワンちゃんに怒られたって「ガハハ」と大笑い。うーん、あの頃のルーシーを思い出すなぁ。
 一方、バドちゃんとルーク君が良い雰囲気になっていた。ルーク君が前足で「ねぇねぇ」と誘っている。でも少し腰が引けていて、やっぱり遠慮がち(笑)。
 遊びに夢中になっていても、(あ)の腹時計だけは動いていたらしい。お腹が減ったので、バドちゃん、ルーク君母子と一緒に近くのス○バへ。外のテラスで犬話で盛り上がる。
 帰宅後、ルーシーは即沈没。ワンちゃん達と思い切り走り回って疲れたらしい。彼女なりに、ガングロ・ボーダー+αの集いを満喫したようだ。
 ルーク君、バドちゃん、ハナちゃん、クマ君、また遊んで下さいね!
 
ルーシー母さんがカメラを忘れたので、ルークママさんのブログからルーシーの写真を転載させていただきました。
他の写真はルークママさんのブログでどうぞ。
http://d.hatena.ne.jp/lukenohaha/