ルーシー。


 
ルークくん。


 
フライボール模範演技。

アジルくんの模範ダンス。


 週末3日間にわたり寝屋川のホームセンターでドッグダンスの競技会が行われた。ルーシーと(あ)はシングルの部で初めて参加。3日間のうち土曜日と月曜日の舞台に立った。
 土曜日は快晴で10月とは思えない暑さ。屋外の舞台に立つとヒリヒリするほどの日差し。月曜日は雨で蒸し暑かった。屋内のシツケ教室の一角に舞台を設けてあった。両日とも会場では午前中にわんわん運動会が行われ、正午から競技会が開始。
 土曜日はシングルの部。出場順は16組中7組目。舞台の前の芝生辺りで順番を待ちながら、ルーシーの様子を観察する。ルーシーは非常に緊張していた。舞台は車道に近く、スピーカーは大音量で音楽とアナウンスを流し、側には、お買得ペット用品の陳列と人の群れ。ルーシーは緊張のあまり、No.1すらしようとせず、うずくまってキョロキョロ。芝生でジャンプとウィーブを少し練習し、大げさに褒めると笑って見せた。ちょっと落ち着いたかな?
 舞台に入りリードを取り外されると「遊びだ〜」と走り回る。しかし「なんだか違う」と直ぐに側に戻ってきた。そこで牛スジを見せると集中。お、良い感じ?
 それでも、こちらが乗らないと、ルーシーはやる気が出ない。ルーシーの集中を維持させるべく、こちらも大げさに踊って見せた。「お母さんのノリノリ・ダンス」とのアナウンスに少々ムカツク。
 最初のターン2つの後、方向転換をしてもう2回ターン。方向転換したら、自分でも無意識のうちにスピーカーの音に負けまいと大声を出してしまったらしい。ルーシーは自分が怒られたと思って伏せてしまった。
 前半は完璧に近かった。ところが「これって完璧ちゃうん?」と思った瞬間に、こちらの頭は真っ白。後半の振付の半分を忘れて適当につないで終了。ルーシーが頑張っていただけに、もったいないことをしてしまった。
 中一日を挟んで、二日目を迎える。休みの日は、自宅で音楽に気を付けながら3回ほど踊ってみたら出来は上々。「今度は失敗しないからね」とルーシーに話しかけると、嬉しそうに笑っていた。