先日の発表会で全く目標を達成できず大失敗を喫したけれど、な〜ぜか土曜日になったら教室に足が向いてしまった。イソイソと次の課題曲選びをして、次はどんなルーシーに会えるのかを楽しみにしている自分がいた。
 これは後ろ向きな(あ)としては、非常に驚くべき変化で、自分でも、なんでやる気になるのかが理解できない。夏の間やる気ゼロだったルーシーに対して「あ〜でもない、こ〜でもない」といろんな策を練って実行し、小さな成功や大きな失敗を繰り返しながら本番に臨み、それでもって撃沈してしまった訳だ。フツーなら「ダンスなんか、もうヤダ!」と投げ出しているところだ。でもダンスを止めてしまおうとは思わないんだな、コレが。
 ルーシーは、高いジャンプ等の大技はできない。発表会で他の参加者が大技を決め、観衆から大きな歓声が沸いているのを見ると、とても寂しい気分になった。股関節形成不全のルーシーには逆立ちしてもムリだし、今後ダンスをさせるにも制約つきだ。気分屋の性格にも再三翻弄され「誰のためにやってんだ!」と、星○徹のようにちゃぶ台をひっくり返したくなった。そんな日々がまた続くと思うと、自分の精神衛生上、良くない選択ではないかとも思う。
 それでも一緒に何かをやるって、一緒に生きてるって感じがする。おそらく10年後には、ルーシーのことを思い出すようになっているだろう。そうなった時「オマエには苦労させられたよ」と笑える気がする。自己満足かもしれないけれど、あのころは一日一日を大事にしたなぁと思えるんじゃないだろうか。
 という訳で、ルーシーの次の課題はルンバ。マ○ケン・サンバじゃなくて「ルーシー・ルンバ」(笑)。曲からして、かなり笑える代物になりそうだ。先生には前回の反省事項を伝え、振付を考えていただくことになった。発表会に出るどうかじゃなく、体力・知力の限界内で続けていくことが大事なんだと自分に言いきかせている。
 このブログを読んでおられる方で、大きな壁にぶち当たり挫折を経験した人がおられたら、心から伝えたい。
ルーシーと(あ)は元気です!これからも一緒に歩いていきます!ツライ時は私らアホアホ・コンビのことを思い出して下さい。ちょっと笑顔になれるかも。
 
偶々、教室の前を通りがかったバドママさんを大歓迎。