ゆたんぽ

 ・・・って漢字で書くと「湯湯婆」なのね。テッキリ「湯婆婆」だと思ってた。初めて自分で購入し、商品ラベル見てビックリ。
 なぜ「ゆたんぽ」なのかというと、ちょっと節約しようと思ったから。独り家にいる時、寒けりゃ暖房器具を使えば良いのだけど、な〜んかムダをしているみたいで。ルーシーが我が家にやって来るまでは、ホットカーペットの自分がいないところに、生乾きの洗濯物を置いて乾かすこともありましたけどね。今では洗濯物が毛だらけになるので使えない。特に仕事をしている間は、資料を広げるから基本的に畳の部屋で座卓だし。すると足先も寒いし、お尻は冷えるし手先も冷たいんですわ。
 お湯を入れた湯湯婆をキルティングの袋に入れる。胡座をかいて膝の上に湯湯婆を置き、上からすっぽりとブランケットをかける。手先が冷たくなったら、ちょいと湯湯婆を触る。お尻が冷えたら座布団の上に置いてトイレに立つ。戻ってみたら、座布団がホカホカ。背中が寒くなったら背中に当ててみる。本当はルーシーが暖めてくれたら良いんだけど、コイツは甘えっ子じゃないし、どうもじっとしておれないタチらしい。
 エアコンだと空気が乾燥するし、ファンヒーターだと結露が出る。ゆたんぽだと、のぼせたりしない。それに意外なくらい長い時間、暖かいままなのだ。
 昨日は午前中に1回、寝る前に1回、お湯を温める。夜は11時頃、ゆたんぽの中のお湯を鍋に移して火にかけたんだけど、元々そんなに冷めていなかった。で、夜は袋の上からタオルでくるんで、寝床の足元に入れておいた。寝坊して9時頃起きたけど、ゆたんぽはまだホカホカ。お湯が少しでも暖かいうちに再び温めたら、火に掛ける時間も短くて済む。ゆたんぽって、なかなか優秀だなぁ。
 「ホットカーペットの電気代なんか、しれてるやん」と(た)。こっちがやることには何でも、必ず文句をつけるのだなぁ。君も少しムダについて考えてみてはどうかね?ついては無駄な酒代をまず減らすところから始めてみたら?