ディスクな人たち2

 天気も良いし、散歩がてら謎の山公園へ行こうと考えていたところ、別件もあってピーママさんにメール。朝の練習を終えたら、帰り道に寄るとのこと。ピー太に会えるのは嬉しいけれど、シーズン真っ盛りの今日この頃。ルーシーが邪魔してケガをさせたりしては大変だ。互いの都合もあるし、大体の到着時間を伝えて「会えたら良いねぇ」とメールをして出かける。
 さすがに天気が良いと子供連れが多い。端っこでルーシーを係留して投げ練。すると「通りがかりのディスクの達人」が登場。「みんな、上(大きい方の芝生の広場)でやってるよ」と誘って下さる。
 むむむぅぅ〜。ディスクな人たちは、やっぱり違う。それぞれ自分自身に明確な課題があるらしく、ある人は向かい風を切る練習。ある人は芝生にディスクを滑らせて、まるで石切のように投げている。直ぐ側の一等区画では、親子連れが野球をしていたので犬は係留。一体、この人達は一日何投くらい練習されているんだろう。
 ド素人の我ら二人は少し離れたところで、とりあえず投げ練。ディスクが真っ直ぐ最後まで飛ばない。投げれば投げるほどヘタになっていくみたい。トホホ。
 そうこうしているうちに、ディスクな人たちは、どんどん出没し増殖。バド家も登場。到着早々、バドちゃんがキャン鳴きを始める。やっぱ「ディスクな人たち」は、「ディスクな犬」がいてこそなのだねぇ。

 ようやくワンコを放流。バドちゃんにストーキングしようと思ったルーシーは、「定位置」に着こうとしたら、見知らぬ先着さんがおられてビックリ。こちらも、スレンダーな姿に遠目で「ピー太?」と思ったが、カプちゃんという女の子だそうだ。

 ピーママさんが、含み笑いをしながら、一匹のブルーマールを連れて来られた。BCRNで保護されたエレンちゃんだ。(あ)が、しきりにBCRNの話をするので「どう?ルーシーママ。もう一匹」だって。体力・気力に余裕があったら、そしてルーシーと仲良くやってくれたら飼いたいよぉ。クスン。
 今はピーママさんのお友達が一時預かっておられるとか。触った感じはガリガリではなかったので、預かり先で手厚いケアを受けているのだろう。人なつこいし、リードをグイグイ引っ張る様子もない。ルーシーを見て、非常に控えめに「あ、お友達〜」と付いて行こうとした。するとルーシーのヤツは、逃げるように離れた場所へ行き、地面に伏せて「ディスクはまだですかぁ?」と無視してみせた。オノレは、自分が子犬の頃にさんざん他のワンちゃんに遊んでもらって、迷惑をかけてきたのに、なんだよ、その態度は!!


 ルーシーは無視を決め込んでいたが、クッキー君は挨拶してくれた。まだ子犬の仕草が残る、可愛い可愛い子です。絶対に幸せになってね!!