しきり直し?

 先生も5月中は忙しく、久しぶりの教室。おかげで新しい曲選びに時間をかけられた。以前、30曲近くを選んで先生に聴いてもらったところ「どれもピンと来ないんですよ」「ルーシーのイメージに合わない気がして」。追加で選んだ曲を聴いてもらおうとCDを持っていったら、曲を再生する前に、題名を聴いた途端「これが良いんじゃないですか?」だって。題名に「青空」の文字を見たかららしい。・・・先生、疲れてイージー路線に走ってませんか?
 ま、そんなことはともかく、しきり直しである。前回アレコレと注文をつけられて、先生もイヤになったのか「今回は、振付を考えて下さい」だって。「そんな、ムリムリ〜!!」と言ってみたが、その一方で「先生がプログラムを作ると、これでもかと技を入れるだろうから、中身がスッカスカのプログラムにして、楽させてもらおうか」とチラリと思った。
 いずれにしろ、今回も新技をいくつか覚えてから全体の振付に移る方式。休みの間に練習したベリーアップを披露。アジル君みたいに、キレイに「開き」にはならず「横開き」ですけど。練習しているうちに良くなるかも。
 とりあえず新技の候補は、クリープとクロス。両方とも覚えるには時間がかかりそうだ。特にクリープは、覚えても多用するのは禁物。前足の肘(?)あたりを傷める可能性があるからだ。回数を制限して、時間をかけて少しずつ教えることに。今日はクロスを練習。
 伏せさせて、片方の前足を手で押さえて固定。もう一方の足を掴んでクロスさせて「クロス」と声をかける。ところがルーシーは足が短すぎて、強引に持ってくると、身体がゴロリンと横になってしまう。アレ〜?上手くいかないですけど。
 「クロスを教える時は、伏せでキープさせてください。」と先生。そんな高度なことじゃなくて、固定する足が短いのでクロスしないんですけど〜。
 「え?届かない?ダックスやあるまいし」先生に手伝ってもらって、ようやくクロスの形を作ってみる。
 「・・・短いですね。ダックスみたいに物理的にムリという訳ではないですけど。」
 元々の態勢がそうなのだろうが、ルーシーは前足を幾分、身体の下に折りこむ形で伏せをしてしまうので、クロスをさせるためには、一旦グイッと前足を引っ張り出さないといけない。すると重心が狂って、本人の意志とは別に、身体がゴロリンと転がってしまうのだ。
 コイツ、こんなに短足だったっけ?青空ちゃんは、すまし顔で身体を全く動かさずにスッとクロスができるけど、ルーシーに出来るだろうか? 
 不安顔の(あ)を見て、先生は「ま、ムリならアキラメますが、やってみてください」とのこと。ハイハイ。

久しぶりにルーク君に出会う。相変わらず、笑顔が可愛らしい。なぜかオジサンが好き。・・・加齢臭に惹かれるとか?

青空ちゃん、ただ今、訓練中!
青空ちゃんは、ダンスもフラボも得意だが、実は大きな音が大の苦手。セラピードッグとして頑張る以上は、苦手は克服しないといけないとテープで雷やエレベーター、お祭りの音を聞いて訓練。
 パニックのせいか、めずらしくハァハァ言ってます。運動では全くハァハァ言わないのに。
ガンバレ、青空ちゃん!!