ペット博ドッグダンス競技会〜一日目

 競技会1日目の画像です。飼い主さん全員に了承を得ずに掲載して申し訳ありません。よろしければ、もらってやってください。





 湾岸線の大渋滞に巻き込まれ、イライラしながら会場入り。イベント初日は客の入りも少ない方だろうから、この日のうちに場慣れしておきたかったのだが、規模が違いすぎた。
 寝屋川、堺浜と続いて参加は3回目。今回初めて、参加者をビギナー、アドヴァンストとクラス分けされた。前回何かの間違いで入賞してしまい、有無を言わせずアドヴァンストに放り込まれた。出番は3時半以降と聞いていたけれど、スタッフ不足のせいか来場受付は12時。今回は出場者数が通常の倍くらい。出番まで延々4時間近く待機。緊張しすぎて、体の調子までおかしくなってしまいそうだった。
 出場者には控え室が与えられ、クレートやバリケンで犬を待機させることになった。ところが、これが非常に狭い。きゅうきゅうに詰め込まれた挙げ句、出場者やメイド姿の先生達が始終往来するため、犬はゆっくり落ち着くこともできなかっただろう。(た)にルーシーを時々クレートから出して、排泄と気分転換、騒音慣れのための散歩をお願いしたのだが、これも効果があったかどうかは分からない。
 4時を過ぎて出番。出場者が多いのに5時には撤収しないといけないらしい。舞台に入ったら直ぐに演技しないといけない。ルーシーにはベーシックをして、こちらに集中させたいけれど、その時間もない。MCの先生の「用意はよろしいでしょうか」の声が「早くしろよ」に聞こえる。ええい、行くしかない!
 ビギナーのワンちゃん達が、舞台奥のフロアのニオイをしきりと嗅いでいたので、おそらく前のイベントのワンちゃんが粗相をしてしまったのだろう。一応、競技会スタッフの皆さんが掃除して下さっていたけれど、ニオイが残ってしまうことは考えられる。という訳で手前側でスタート。
 ところが、これが大誤算。課題のクリープは上手くできたのに、その後集中が切れる。予想通りルーシーは、柵の向こうにA先生の姿や知った顔を探す。まず見つけたのは(た)。そして、大好きなピーター君のママさんとちょびさん(笑)。「しまった!」と思ったが、もう遅い。ルーシーはヘラヘラ笑いを浮かべて、そちらの方ばかりを観ていた。2回目のクリープも、ぞうきんも、ゴロン、ロールもダメ。最後の決め技はベリーアップだったのに、ゴロンになってしまう。あれだけ練習したのに何なんだよ、この演技は。
 泣きそうになりながら退場。二日目は出番がないので、家でもう一度練習しよう。