イライラ・モード？

　足の治療のためエリザベスを着用して２週間。（あ）には良く分からないけれど、お友達の飼い主さんから、ルーシーの態度がいつもと少し違うと指摘を受けた。言われてみて「そうかも」と思うようになった。
　ひとつは食べ物への執着が、恐ろしく強くなったこと。他の飼い主さんから、おやつをいただく時、ルーシーは最前列に並ぼうとする。それは昔からそうだったけれど、食べ物をめぐって他のワンちゃんと小競り合いをすることはなかった。うっかり自分が取り落としたトリーツを、他のワンちゃんが盗ってしまっても「しょうがないな」と、また並んでいた。今もらえなくても、後でもらえると思っていたようだった。また、飼い主さんに「ないよ」と言われたら、すぐに引き下がっていたのに、最近は「ウソだ。ちょうだいよ〜！」と飛びついて、しつこく食い下がるようになった。
　ところが、自分の取り分を新入りのワンちゃんに盗られたり、つきあいの浅いワンちゃんに並んでいる横からチョッカイを出されるとキレるようになった。こと食べ物に関しては、態度に余裕がなくなり威嚇するようになった。当然ガウガウ状態が起こる。
　周囲で誰かがおやつをもらっているようだと感じると、ディスクの最中だろうが、そこへ行ってしまう。制止してもガマンできないことが多い。そして一発触発の状況が起こると（幸い相手にケガを負わせたりはないけれど）、（あ）に思いきり叱られる。
　今日の夕方、ディスクで遊んでいると、トイプー２匹を連れている人が歩いていた。かなり離れた場所におられたし、ルーシーは２頭立てが苦手なので、そちらに行かないだろうとタカをくくっていた。
　飼い主さんが、なぜか地面にしゃがみ込んでおられたらしい。ルーシーには、トイプーにおやつを与えているように見えたのかもしれない。あっという間に駆け寄って、案の定、驚いたトイプーに威嚇されて逆ギレ。ルーシーが駆け出したのに気が付いた瞬間に「行かない」と注意したのに、耳には届かなかった。血を見る前に、こちらが追いかけて、なんとかルーシーを戻すことができたけれど、これは（あ）の大失敗だった。
　家の中でエリザベスを着用しているから、ダンスの練習はできない。という訳で「マテ」の練習をして、かなり成果が上がってきた。今では食べ物を前に15分〜20分以上待てるようになってきた。ダンスの練習では、食事を小出しにして、ご褒美として与えるが、マテは厳しいので、ボウルごと与える。失敗したからといって、食事を与えないということはない。時間をおいて再びトライさせ、成功したら大げさに褒める。これが食べ物への執着を強化しているとは、思えないんだけどなぁ。
　やはりストレスが貯まっての行動なのだろうか？確かにエリザベスを着用させようとすると、歯を剥いて唸る。動きにくいし、足や首筋が痒くても、舐めたり掻いたりできない。ルーシーが嫌がるのも納得できるけれど、そのストレスが食べ物への異常な執着に直接つながるとは考えにくい。
　ストレスを貯めないようにと、散歩の時間を増やして、屋外ではルーシーが好きなディスクやボール遊びをしてやるようにしている。おかげで、こちらは腰痛になり、ルーシーが寝る時間も早くなった。それなのに、ストレスは貯まっているというのか？
　いずれにしろ、制止を振り切るのは、こちらのコントロールが行き届いていないということだ。普段から、知らない子には近づけないように気を配ってきたつもりだが、それでも認識が甘かったようだ。もっと警戒態勢を強化しないといけないなぁ。・・・それにしても、早く治ってくれないかなぁ（タメイキ）。

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惜別

ラブのアデルちゃん、バーニーズのゴルビー君
二匹の笑顔がとっても好きでした・・・。
ルーシーと遊んでくれて、本当にありがとう！いつか、また会えるよね。待っていてね。