ご協力いただき、ありがとうございました!

先日ブログでとりあげたワンちゃんのその後について、ご報告させていただきます。

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本日が勾留期限だった、赤い首輪のMIX犬(ビーグルとボーダー風です)、残念ながら飼い主さんは現れませんでした。
しかし、福岡県の成犬譲渡のモデル犬として、明日26日福岡県動物愛護センターに移送され、里親捜しをして頂けることになりました。
福岡県は、殺処分を減らす取り組みとして、昨年度より動物愛護推進計画を立てていました。
その動きの中での、今回の措置となりました。
皆さんのブログ転載での大きな励ましも、今回の動きに大きく影響したことを、心よりお礼申し上げます。

転載して下さった皆さま!
メールやメッセージで励まして下さった皆さま!
ポスター貼りや、口コミで情報収集して下さった皆さま!

皆さまの思いが叶いました!
本当にありがとうございましたm(_ _)m

                                                                                                            1. +

とりあえずホッとしました。良い飼い主さんと出会えるように祈るばかりです。

数える程だけど何回か犬を保護した経験から言わせてもらうと、普段屋外で飼っている子よりも、屋内で飼っている子の方が脱走するケースが多い気がします。近年フィラリア予防などの配慮から、屋内で飼われているワンちゃんが総体的に増えているからかもしれません。

脱走のキッカケは、1 排泄のために庭に出したところ、生け垣の隙間や駐車場から逃げた2 飼い主がゴミを出した時に玄関から逃げた 3 屋外で係留していたところ、係留していたロープが切れてしまった というのが多かったです。

屋内で飼っているワンちゃんについては、家にいる間にカラーを着用していないことが多いです。迷い犬を発見しても連絡先が分からないため、保護団体からの連絡は期待できません。また、屋外で係留している場合、係留しているロープなり杭なりまで毎日確認しないことから、摩耗・破損していることを飼い主が知らなかったとか。いずれにしても−−私自身もそうですが−−家を抜け出す前に身柄を確保しないといけないですね。

ルーシーもそうですが、屋内で飼われているワンちゃんが迷い犬になった場合、たとえご近所で保護されても、保護した人には、一体どこの家のワンちゃんなのかが分かりません。屋外に飼われているワンちゃんについては、ルーシーを散歩させている時に目にすることも多いので意外と覚えています。また、自分が知らなくても、他の飼い主さんが知っておられる可能性も高いです。屋内飼いの場合は、やはりマイクロチップを入れた方が良いのかもしれないなぁ。

ルーシーを連れて山道を散歩していると、時折、自転車で犬を探している人に出会います。迷い犬を探して走り回っている飼い主さんです。警察などに連絡して、自分の犬が保護されていないかどうかを確認しても、やはり家で連絡を待つことはできず、自分で探そうと走り回っておられます。特に、この山道の向こうには高速道路が走っているため、迷い込んでしまうと大変危険です。実際に、高速道路で命を落とすワンちゃんもいると聞いています。可哀想ですね。

やはり重要なのは、自分の犬は、今まで脱走例がなかったとしても、脱走するかもしれないと危機感を持つことかも。昨日までは大丈夫でも、今日はどうか分からない。気を付けようっと。