ルーシーと日食

 今日は46年ぶりの皆既日食。小学生の頃(あ)は皆既月食の観察で自由研究の最優秀賞に輝いたことがあった。あんだけ輝いたのは人生最初で最後だろうな。シミジミ。そんなことはともかく、こういうチャンスには・・・
やはり実験でしょう(爆)!
 とはいえ、トカラ列島まで馳せ参じる気力も体力も行動力も運転能力もない。だから自宅で(スケールは思いきり縮小)これまた小規模な実験。部分日食だし日食観察用のメガネもない。というワケで実験の目標は2つ。

1) 三日月状の光を撮影すること
2) ルーシーの様子に変化があるかどうかを見極めること

1)三日月状の光
この日は思いっきり曇天。太陽の姿も見えない。蚊取り線香のフタと割り箸を用意して、庭の敷石にセッティング。上手くいけば、蚊取り線香の穴から通る光が、日食が進むにつれて三日月状になるはずなのだ。

日食開始前 陽射しが続いてくれたら、三日月の光が撮影できるかも。

日食開始・・・硫黄島皆既日食の瞬間・・・日が陰ってしまった(泣)!!

雲が厚くて全く光が確認できず。会社にいる(た)から「三日月みたいな太陽が肉眼で見えるよ」とtelをもらい、庭や2階のベランダから空を眺めるが、太陽の位置さえ確認できなかった。

2)ルーシーの変化
こちらは定番。野放しにして、相手の様子が変化するかを観察。

日食が開始した頃、辺りが少し暗くなり風が吹いた。蝉の声もトーンダウン。ルーシーは何やら変化を感じ取ったのか、窓の辺りをウロウロし始める。

そのうち(あ)につきまとい「撫でて〜」「お尻揉んで〜」と訴える。ルーシーにとっては昼寝の時間なので、基本的には放っておいて欲しいはずなのだが。やはり何かしら変化を感じているらしい。

太平洋上の船で皆既日食の瞬間・・・なぜかベッドに鎮座してヘラヘラ笑う。

皆既日食が終了。なぜか庭が気になるらしく、しばしばのぞきに行く。

というワケで1)については大失敗。2)については、まずまずの結果が出た。ルーシーは、日食中、何かは分かっていないが、周囲に変化が起こっていることを確実に察知していた。そして、不安になって(あ)につきまとい「体を触ってくれ」と訴えた。ルーシーは、眠いときは体を触られると唸ることもあるから、よほど不安だったのだろう。

あ、こんなことやってるバヤイじゃなかった。仕事を仕上げないと〜(爆)!!