K-9フリースタイル競技会〜やじうま観戦記

 隣の市でK-9フリースタイルの競技会があるというので、冷やかし見学(爆)。主催団体の詳細は良く分からないのだが、関西でもドッグダンスをさらに普及させるための新しい試みらしい。
 イベントは、参加者募集の段階では、まずHeelwork to Music(HTM)部門とMusical Freestyle(MF)の二つに分かれ、さらに習熟度に合わせて、それぞれA・B・Cの3段階とチャレンジクラスに分かれていた。チャレンジクラスはリード着用とトリーツなどのモチベーターを使用することができる一方で、A・B・Cはモチベーターを使用しない。ABCの違いは良く分からないが、Aは競技会の初心者、B・Cは経験者で、後は演技の長さによる分類らしい。
 実際には、HTMとMFの区別はなく習熟度でのグループ分けになっていた。演技前の紹介では「このペアはHTMです」というようなアナウンスがなかったのが少し残念。
 9mX18mのステージで、4方のうち3方は80cmほどの衝立で仕切られていたが、正面には衝立はなく目の前が審査員席と観客席。それでなくても緊張するのに必要以上に緊張を強いる環境である。腹立たしいことに競技会中の撮影は一切禁止。最後の表彰式だけ許されていた。wizの競技会で一緒のナッツちゃんが出場すると事前に聞いていたので、動画を撮る気マンマンで来たのによ〜。会場は体育館の中だったから、フラッシュを焚かれては競技の妨げになるということだろうか?それでも、やったこともないし、やり方も分からないけど盗撮してやろうかと思ったぞ(爆)。
 遅れて会場に入ったら、どこかで見たことのある人達が・・・。
 アレ?YさんとKさんじゃ〜あ〜りませんか!!!
 (今回は敢えて「さん」と書きます。失礼)。
 顔を隠しても遅いっつーの(爆)!!
 プログラムを見たら、YさんはゴンちゃんとAクラス???実はパピヨンのゴンちゃんは初めての競技会とのこと。でも、なんで葉月ちゃんとBクラスなの?KさんもB?「曲の長さがBなのよ」とのこと。ふ〜〜ん。
 多少の疑惑は残るものの(爆)、正直にエントリーしたナッツ・ママは本職さん達と競技することになってしまったのであ〜る。ちゃら〜ん♪
 ナッツちゃんと同じ教室に通うマリちゃんもAクラスに出場。さらに、K公園でよくお会いしたプラム・ママさんとロッコ君がチャレンジに出場。意外と知ってる人に会えるもんだねぇ〜。
チャレンジクラスとはいえ、出場者の大半について、ある程度経験しているような印象を受けた。競技会出場の経験がなくても、ほぼ全員がリードを着用していなかったし、ステージ上でトリーツを与える姿も少ない。特にA・B・Cのクラスに至っては、審査員から「手に何か持ってらっしゃる?ポケットからトリーツを出して下さい」とチェックが入る。こりゃ「見せおやつ」も使えないってことやね(爆)。
 ナッツちゃんは前回の競技会で踊ったチャイナの曲を短くアレンジしたもの。集中力を維持させるために得意な技を中心にしたそうだ。それでも大技もあるし静止技もあるし、まとまった構成だった。なんといっても、ナッツちゃんがトリーツなしでも最後まで笑顔で踊りきったところが素晴らしい!準優勝おめでとうございます!
 葉月ちゃんの「ハクナ・マタタ」は、始めは見ていて少し怖かった。ステージのシートがツルツルで、スタンディングやジャンプをしたら滑るのではないかと思ったから。一瞬ヒヤリとした時もあったけど、いつものキレのある動きで会場からも終始拍手が起こっていた。優勝おめでとうございます!ゴンちゃんの演技も、特にバック→ターンバックがスピーディでまっしぐら。体格を感じさせない演技でした!ダブル受賞おめでとうございます!
 マリちゃんは曲の「バンザイ」に合わせて一生懸命バンザイをしていたし、小さな体でスタンディングも頑張っていた。ジャンプの1つ目はクリアできなかったけど、本人は一生懸命飛ぼうとしていたし。何よりも飼い主さんが落ち着いていて、全体的にとても良い出来だったと思う。
 この競技会の良いところは、最後にスコアシートをいただけること。2名の審査員がそれぞれの細かい項目を採点し、コメントを書いて出場者に渡してくれる。これはwizにはないんだよね〜(爆)。
 来月神戸でop○esの競技会があるけれど、これもW○FOのルールを基本としているようだ→ウチらは当然出ないけどね(爆)。ドッグダンスの普及団体が増えるにつれ、このルールが採用されるイベントが増えているように思う。そうなると、モチベーターの使用禁止、スペース使用率などが最低条件になっていく。そうなると、ウチらはますますダメダメだねぇ〜。まぁ、田植え踊りを地道に頑張ろう(爆)。