一列に並べ?

 土曜日はメチャ久しぶりの教室。A先生に休み中にやっていたことと、今年中にやりたいと思っていることを話した。「エッサを完成させたいと思ってるんだけど、これが上手くいかないんです」と相談する。
 エッサの正式名称は「エ○ザイル」である。同名のグループが、ある代表曲を歌うときに、必ず見せるダンスで「ルーシーと、これができたら面白いだろうな」と思ったのがきっかけ。首回しの動きを教えている間「エグザ○ル」を連呼しているうちに、何回も舌を噛み、いつのまにかエッサになった。前回はエッサをヒールと向かい合わせの位置で披露したので、今度は、できたら本家のように1列に並んでやってみたい。
 そう思って休み中に何回かトライしたのだが、これがどーにも、こーにも上手くいかない。ルーシーをオスワリで待たせて、自分が後ろに回る。ところが、この時点でルーシーは向かい合わせになろうとする。強く「マテ」と言いきかせて後ろに回ると、ジリジリとお尻の位置をずらして、こちらを見ようとする。こちらが真後ろに動いて修正すると、ルーシーもまたジリジリ(爆)。「コイツは自分の弱い部分(股関節)を見えないところから触られるのは怖いから、こちらを警戒しているのかな?」と思っていた。
 少々斜めだけど、とりあえず一列に並んだので、そこで愛用の伸縮孫の手におやつを付けて回しながら「エッサ」と声をかけると、案の定、ルーシーは向かい合わせに座り直して首を回した。犬をオスワリでマテさせて自分が後ろに回るやり方だと、何回やってもルーシーが座り直そうとする。最初にルーシーをセンター位置に置いて、マテをかけながら、少しずつ自分が後ろに下がることにした。すると、今度は一緒にジリジリと後ろに下がってセンター位置へ移動しまう。どうも1列に並ぶところで上手くいかない。
 その話をすると、先生が笑いながら「それは、ボーダーだからかも」。ボーダーコリーは、牧羊犬の習性からか、常にハンドラーの顔を見ようとする犬が多いそうだ。例えば、青空ちゃんでも、遠隔で前に送る途中でオスワリなどの指示を出すと、わざわざ方向転換して、指示を出した人間の方を向いてオスワリするらしい。そりゃ指示とは少し違うんだけど、青空ちゃんの律儀な性格が見えて、なんだかいじらしい気がする(笑)。ルーシーは、とても律儀なヤツとは思えない。単にメンドクサくて、こちらの意図を理解しようとしていないだけだと思う(笑)。
 解決策としては、オスワリでマテをかけているのに動こうとしたら、その時点で何回も止めてやらないといけないそうだ。マテをかける前に動いちゃうことが多いから、こちらが機敏に動かなきゃ。
 新しいダンス用音楽のCDを再生したら次回の課題曲が即決(爆)!
 「今までの中でインパクトは最高じゃないですか」と、A先生も呆れたような表情。
 「まぁ〜、ルーシー家は(音楽では)期待を裏切らないというか、なんと言うか・・・」
 ははは〜、照れるなぁ。・・・って褒められてないじゃん(爆)!
 まずは、一列に並ぶところから。新技は「小さい前にならえ」とか(笑)。あ、でも課題曲で使う場面があるかなぁ?