ほくほくの一日

 犬種を問わず、パピーはやっぱり可愛いなぁ。昨日は2匹のパピーに出会い、ほくほく。1匹目は♂のタービュレン生後9ヶ月。2匹目は♂のボーダーコリー生後5ヶ月。カメラを持ってくるのを忘れた!不覚!!!
 タービュレンは、すでに体高が大人のそれ近くあり、チビで短足のルーシーを見下ろす高さ。座る姿は特に背後から見ると姿勢が良く、玄関先にある陶器の置物みたい(爆)。座る姿の姿勢が良いかどうかは、足の長さで決まることを改めて知る。なお、立ち上がって前足を上げると(あ)の肩に届く。
 この高さはルーシーには恐怖らしい。相手はパピーらしく動いているだけなのに。「あそぼ〜!」と誘う時、顔を急に上から近づけられたり、前足をチョイチョイと動かす時に足が頭上から来たり、「ねぇねぇ、なにしてるの?」と後ろからのし掛かられたり。動き自体は、あくまでパピーの動きなのだ。なのに、ルーシーは「来るな!」と歯を剥いて追い払う。それ以上の攻撃はしないので、一応手加減しているらしいけど(苦笑)。
 飼い主さんは、このタービュレンで大型犬4匹目(爆)。3匹は今は元気らしく、パピーはすぐ上のお姉ちゃんタービュレンと走り回っているらしい。一方、年長2匹の♂は、あまりにもハイパーな♂のパピーが同居することになり、一時期は下痢と嘔吐が続いたとか。3匹とも、非常に愛らしくて、人にも犬にも超フレンドリー。偶然、挨拶の時に体が当たると、こちらの足元がふらつく体格の持ち主。
 飼い主さんは、4匹目を購入する予定も意志もなかったそうだが、9ヶ月にもなる♂のタービュレンがペットショップにいることが耐えられなかったらしい。レスキュー感覚で家に迎えられたとか。
 このペットショップは、ルーシーやお姉ちゃんタービュレンを扱っていた店なのだが、床がフローリングでツルツル滑る。お姉ちゃんタービュレンが長くショップにいたところ、足を悪くしてしまった。子犬は度々粗相をするから、衛生面を考えるとフローリングの方が掃除し易い。その一方で、大型犬が、一番活動的で体が急速に成長する時期に、ツルツルのフローリングで過ごすのは骨の成長に悪影響を及ぼす可能性が高いそうだ。
 大型犬は、ハイパーになると自分の体格を忘れてしまう。犬はその気はなくとも、相手を傷つける可能性がある。だからシツケは欠かせない。飼い主さんはシツケの専門家だし、大型犬を育てた経験も実績もある。そういう点では理想的な飼い主に出会えたんだろうな。きっと幸せになれるよ。
 さて、2匹目のボーダー君は生後5ヶ月。見た目はパピーの体格。パピーらしいトロンとした表情に真っ白で小さな歯、ぽにょぽにょのお腹、頼りなげなお尻、まだまだ毛が少ない短い尻尾。でも14キロあるそうだ。5歳のルーシーより重いじゃん(汗)。
 飼い主さんは3代で可愛がっておられる様子。お姉ちゃんやお母さんをリードごと引っ張ってた。誰にでも名前を呼ばれるとダッシュでやって来て、お腹を見せてゴロン。人が大好き。犬はさらに大好き。前輪駆動でルーシーを追いかける。リードが邪魔だと気が付いてカミカミ。かまって攻撃炸裂。絶賛甘噛みキャンペーン中。うーん、正しいパピボーじゃん(爆)。
 正しいパピーは幸せなパピーだ。ご家族に可愛がられている証拠。みんなスクスク大きくなろう!
 ・・・カメラ、やっぱり持ってくるんだった!