前に進むか

 日曜日は久しぶりに教室を覗く。この週末はディスク大会が予定されていた。ところが、主催者も想定外の事態発生で、キャンセルせざるを得なくなってしまったらしい。ルーシー一匹でも日々の散歩で遊べる場所を探すのに苦労するのだから、主催者の方々にとっては、犬連れ軍団が一日占有できるスペースを確保するのは至難の業だろう。イベントに参加させてもらう側としては、主催者のご好意やご苦労に全面的に甘えている。文句を言ったらバチが当たるだろうな。
 という訳で、昼頃までヒマ〜な空気が流れていた。ルーシーもフテ寝しながら、けだるい午後を過ごす。こちらに時折チラと視線を送るも「やっぱ、おでかけじゃないのね〜」と、大げさなタメイキを付いて寝てしまう。昨日「明日はおでかけだよ〜。ディスク頑張ってね」と声をかけたら、ヤツは鼻の穴とヒゲをおっぴろげた。それなりにやる気になっていたらしい(笑)。投げ練のハナシもなさそうだ。みんなフテ寝してるのかな(爆)?ふと思い立ちA先生に連絡したところ「空きの時間に遊びに来て良い」とのこと。
 前回の競技会のこと、ストレスのこと、この1ヶ月で考えたことなどを、とりとめもなく話して「これから、どうしましょうか?」と話す。当面は梅雨の運動不足解消が一番の問題なので、新しいルーティンを作ることで意見が一致。競技会のためではないから「楽しく踊りましょう」と先生。
 「これから、どんなダンスを目標にしたら良いのか分からなくて。ルーシーらしいダンスって、どんなのでしょう?」と訊いてみた。スピードもなく、大技もなく、技も正確ではない。ハンドラーは田植え踊りで、洗練された動きはできない。ナイナイづくし。それでも、できれば自分なりのダンスのビジョンみたいのに向かって、構成や技の方向性を決めて、ダンスのスタイルを創り上げたいと思った。先生も「う〜む」と悩む。
 すると、先生はしばらく考えて「やっぱり笑顔でしょうね」。笑顔で(あ)を見上げる様子が良いそうだ。言いかえれば、ダンス自体には、特にスゴイところはないってことだけど(笑)。
 セクシー路線以外の候補曲を聴いてもらう。やっぱりJames Bo○d Themeに清き一票。次回までに構成を作り、先生からアドバイスをいただきながら進めることに。頭を悩ませ理屈をこね回しても、結局何も進まないもんなぁ。ボチボチでも、練習していたら見えてくるかも。
 まだ散歩には暑いと一旦帰宅。ルーシーを家に置いて食料の買い出しに行こうとしたら、お友達から投げ練のお誘いをいただいた。なんとスタートが6時半(爆)。場所が空く時間を考えると、そうなっちゃったらしい。(た)は「今回は止めておく」だって。せっかく誘って下さったのに・・・。
 やることは違っても、みんなそれぞれ努力してるんだよなぁ。少しずつでも前に進むためには努力が必要なんだ。ガンバロ。