後戻りするか

先生から「競技会に出るなら認定テストを受けてもらいます」と通達を受けて2ヶ月。「競技会に出ることすら悩むのに、この上、テストかよ〜」と、かなりやる気を失った。競技会自体も、我らにとっては期末テストみたいなものだから。今でも「テストのために認定テストを受けるって、なんだかなぁ〜?」というのが正直な気持ちだ。
    先日、新しいダンスをやろうと決めた。すると、先生が「ダンスのテストもあります。」・・・う〜む。
「でもダンスのテストを受けるには、トリックかベーシックの認定テストを合格しないとダメです。」何をするにもテストを受けないといけないのね〜(涙)。
「ルーシーにはトリックのテストが良いと思います。」
「ベーシックのテストは、リード付きとリード無しの脚側歩行と、オスワリ、フセ、マテなどが中心です。」優良家庭犬のテストみたい?トリックのテストだとダンスの内容と混同しちゃうかも。ベーシックの方が無難じゃない?
「表面的には、ルーシーはベーシックで大丈夫です」え?そうなんですか?
「でも細かい規定があるので。」・・・嫌な予感。
    例えば、脚側歩行(ツイテで歩く)では、犬の足とハンドラーの足の位置関係、オスワリでの犬の位置とオシリの向き、コマンドの出し方や出す回数、ハンドラーの姿勢etc.と細かく規定されている。各項目について減点方式で採点され、規定と合わない部分は容赦なく減点されてしまう。―20点で落第らしい(汗)。
ルーシーのツイテは、規定より後ろだ。昔ルーシーは、自分の前にいる人や犬に向かって、誰彼かまわず飛びつくクセがあったから、制御に困った(あ)はルーシーをなるべく後ろの位置に置くようにしてきた(笑)。A先生に教えてもらうようになったのは、ルーシーがすでに2歳になっていたし、その頃には完全にツイテの位置が固定されてしまっていた。先生も、我らがダンスをするようになるとは考えていなかっただろうから、細かいことは言わなかった。ま、ダンスったって、今でも筋トレ田植え踊りなんだけどね(爆)。
「『オスワリ』のコマンドで、ルーシーのオシリの向きが正しくなかったとして、そこで私が『ちゃんと』って言ったら?」と訊くと、コマンドの重複になるから減点になるという。・・・このテストには我らに対する敵意さえ感じるゾ←アンタがええかげんやねん
「最初から教室に来ていたら、きっちりやっていたと思うんですが」と先生。
それは・・・甚だ疑問(爆)。「まぁ、規定があってこそのテストなんでしょうね。」と、ヒキツリ笑い。
    ルーシーには、飼い主を意識させることで精一杯だったもんなぁ。オスワリひとつ取っても、座れば御の字と思ってたし。昔なおざりにしていた事に、今、足元をすくわれるなぁ。ま、良いんだけどね←これがイカンのだね、きっと(笑)
「後戻りしてイロハ(ベーシック)からやり直す?」</span>
「ルーシーは、5歳ですからねぇ・・・」・・・そうだよなぁ。クセを直すのは難しいなぁ。
ヨシッ!!
ベーシック受験はあきらめた(早っ!)。
    しかし、まだ決まっていないことも多い。

    トリックとダンスのテストを両方とも受ける?
    ダンスが仕上がらなかったらトリックのテストも受けない?
    なんだか問題を先送りにしているだけの気がするなぁ。
    それでも、宿題としてダンスの構成(たたき台)を作ることに。

    やっていたら何か見えてくるだろうと思っていたけど、見えてきたのは自分達のアラばかり(笑)。
    どうすんだ、ワシら?