競技会〜反省1

 やれやれ、秋の競技会が終わった〜。グダグダやぁ〜!今期最低のデキ(爆)!
 応援&心配して下さった皆様、ホンマにスンマセンでした。本当に申し訳ないです。
 大失敗はあったけど、なんだかスッキリした気分。今回は、いつになくルーシーの動機も高かったし、二人でダンスをつくりあげるプロセスを楽しめた気がしています。それだけでも収穫だったと思っています。ありがとうございました!

↑以上、皆様に申し上げたいことでした。

↓以下は、いつものグチ&備忘録なので、とばしてください。

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 本番前1ヶ月を切ってからスタートした超強行スケジュール。最初は先生も(あ)も「新しいことには挑戦しないで、これまで覚えたことを正確にこなすようにしよう。」「構成はルーシーが好きなものを中心にしよう」と言っていた。
 理由は2つ。ひとつには、ルーシーは各動作に対する好き嫌いがはっきりして、嫌いなものを入れると本番で失敗する確率が高くなるから。もうひとつは、ルーシーがストライキなんぞ起こした場合、対応する時間がないからだ(爆)。
 ちなみに、ルーシーには、各動作に対して3段階の意識があるようだ。『好き』、『嫌い』、『別に』である。←エ○カ様か、オマエは(爆)!!
 今回は『好き』80%、『別に』20%くらいの割合だったように思う。これまでのルーティンでは、『嫌い』が必ず入っていたけれど『好き』と抱き合わせにしてきた(ニンジン嫌いの子供のために、ハンバーグにニンジンのみじん切りを入れるようなものだわね)。こうして過去の本番では、文句を言いつつも、なんとかこなしたケースもあれば、動きが止まってしまったこともあった。
 最近になって「『嫌い』はやっぱり嫌い!」と、よりにもよって本番でワガママを言い出すケースが多い(確信犯の犯行)。今回は、安全策として『嫌い』を外すことに。
 とりあえずの構成で練習を始めたものの、見せ場の技が足りないことに気が付いた(爆)。また、音楽とムーヴが合わない部分がでてきた。この時点でアイディアだけでしかなかったことにトライすることに。左方向のラージサークルとラージサークルのヴァリエーションである。「新技が完成するのが一番ですが、できなくても代案があります。新技をできるところまでやってみましょう」と先生。
 これまでルーシーのラージサークルは右方向のみだった。今回は左方向を加えることにした。ところが、これが予想以上に難しい。ルーシーにとってはやることが同じだし「単に頭の方向が違うだけだから簡単にできる」と思っていたけれど。右方向は円弧が描けるのに左だとグネ〜と曲がってしまう。こちらは同じ場所にいるのだから、距離は分かりそうなものなのに。おもろいやっちゃ。
 もう一つは、ルーシーを右に走らせながら(あ)が左方向から歩いて二人で円を描くヴァリエーション。たまたまTVを付けたら歌劇のレビューをやっていた。主役の2人がオケピと客席の間にある舞台を歌いながら通っていた。2人は舞台の両端から入って反対側に抜けていく。「こういう時って、2人とも相手を見ないですれ違うのね〜。ファン・サービスで忙しいからかな?」そんなところからヒントを得て作ったオリジナル。
 音楽の一部をかけながらシークエンスの練習を始めたところ、音楽が余るところが出てきた。「何か入れないと、ルーシーが突っ立っている場面ができてしまう」と小技を入れて修正。
 気が付いたら最初の方針はどこへやら(爆)。時間がないだけに、いつも以上にキツイことになってしまった。
 こちらが挙げた足を飛び越すジャンプの練習は続けていたけれど、助走距離のあるジャンプまでは手が回らなかった。漠然と「ルーシーには助走距離がない方が難しそう」と考えていたところ、実際は逆。ルーシーには、ジャンプの指示が出る前に、ジリジリとこちらの足元に寄ってくる。比較的ジャンプに対する動機が高かったので練習を嫌がることはなかったけれど、助走距離をおくと、ジャンプの指示を与える前にジリジリと寄ってくることが多くなった。なんとかアラウンドとの組み合わせができるようになり、本番前2週間でこの部分を加えた。(あ)個人としては、このシークエンスは信頼性に欠けるため最後に加えたかったが、呼び込みのタイミングを体で覚えなければいけなかったし、ジャンプ後の小技を決める必要があった。
 最後の最後に「ぞうきん→ワイワイ→ベリーアップ」のシークエンスを合わせて、曲を通じて踊ったのが本番1週間前。ヒヤヒヤしっぱなしの1ヶ月弱だった。
 本番前日の練習では「良いんじゃないですか?」と先生。この時点でダメ出ししてもムダと思われたんだろうけど、こちらは胸騒ぎがしていた。これまでも直前の練習でOKが出ても、本番でダメになるケースが多かったから。そして、それは現実になってしまった。


↑本番直前に見つけました。えぇ、コレ、私とルーシーです(爆)。
(続く)