一歩一歩

 実は、今年になって教室に行っていない。ルーシーも4月で6才になるし「これからどう過ごさせてやるのが、コイツにとって幸せなんだろう?ちょっと立ち止まって考えよう」と思ったから。
 それと並行して昨年最後のダンス以来、ディスク大会に、以前より少し積極的に(笑)ヒヤカシ参加を始めた。それまでは、股関節に不安要素(ごくごく軽度の関節不全だけど)を抱えている犬にディスクをさせるのは「どうかなぁ〜?」と思っていたんだけど。かかりつけの先生には「股関節に良いディスクなんかない!」と言われたし。ただ、気がつけば、あと2年でシニア世代。思い切り体を動かせる時期って、どれだけ残っているんだろう?今になってルーシーにディスクをさせるとは、自分でも矛盾すると思うけど。お試し期間ってことで(笑)。
 ビックリしたのがルーシーのやる気。飼い主は思いつきで参加しているから、投げ練すらしていない(性根を入れ替えようと、これまた思いつきで投げ練したら、投げと無関係の背中を傷めた 笑)。もちろん競技では一番下のクラス。しかし、ルーシーは、そこそこ頑張っている。長い時間をかけてダンスを練習しても、なかなか本番で成果を発揮できないのに。こりゃ〜、一体どうしたことか?
 また不思議なのは、(た)の比較的正統派のスローより(うまくいけばだけどね)、(あ)のヘロヘロ・ディスクをキャッチする方が上手い。ヒネクレ者らしく、(あ)がたまに良いスローをすると慌てるのかハジく(爆)。ヘロヘロスローをキャッチして、見てくださった方たちから「よく、あんな難しいスローを取ったねぇ〜」と言われることも多く、そんな時、ルーシーは「エヘヘヘ〜♪」と大笑いしている。
 「次のダンスへの練習が始まるギリギリまでディスクをさせてやろうか」と思っていたところ、(あ)も体調がイマイチだったし、ルーシーもフードが合わなくなり、今年のはじめから両方とも病院のお世話になっていた。
 ルーシーについては、今は療法食を食べており、便通が正常に戻ってきました。ご心配いただいた皆様、本当にありがとうございました!
 ディスクと違い、ルーシーにダンスをさせるには、モチベーターが欠かせない。それもドッグフード以上の魅力をもつ体にあった食べ物(笑)。ようやく下痢とオサラバして、落ちた筋肉を回復させようとしているところだし、フード・クェストの旅もまだ始まっていない。とてもモチベーターのことまで考えられない。どうしたもんかいなぁ。
 考えると、今までラッキーすぎたんだな。大丈夫なのが当たり前と思っていたけど、その前提が崩れて何よりも自分がヲタついている。まずは地に足をつけて一歩一歩だな。うむ。