ドッグフードの選び方 2

(前日の続き)
アクセスありがとうございます。お手数ですが前日の注意書きを読んでくださいね。
2.  Association of American Feed Control Officialsの適格表示があるもの。

3. ドライフードの場合は、ブランドで選ぶ意味はある。オフブランドや名前が知られていないメーカーのドライフードよりは、名の通ったペットフードのメーカーの商品を選ぶ。このような会社は、毎年数千万ドルを投じて栄養面での研究や食品テストを行っており、多数の獣医や動物栄養士を利用して優良な製品づくりに役立てている。自分の犬が必要な栄養を摂取できるようにする上で、最も安全な選択である。

4. 購入可能な範囲で最も高価なもの。「プレミアム」「スーパープレミアム」などの表示は販売拡大のためではあるけれど、高品質の製品づくりに対してメーカーが行っている努力を表すものでもあり、そのためにフードの価格が高くなっているとも言える。最も高価なドライフードが最も良質なものだとはいえないが、ドライフードの品質と価格には相関関係があることは間違いない。超安値のフードは、安価な増量剤やつなぎ、また品質の悪い原材料を使っている傾向がある。かかりつけの獣医に相談して、自分の予算と犬の栄養面でのニーズに合ったドライフードを勧めてもらうべきである。

 業界との癒着のニオイがしないでもないけれども、どの国でもあり得るわなぁ(笑)。どこかで誰かを信用しない限り、ドライだろうが、そうでなかろうが、ドッグフードを購入することはできない訳で。個人的な意見だけど、顔が見える獣医さんの方が信用しやすいと思う。
 ルーシーがアレルギーの診断を受けた際、かかりつけの獣医さんは「(今まで食べていた)ドッグフードの原材料のマイナーチェンジが、アレルギーを引き起こした可能性もある」と仰っていた。この場合の「マイナーチェンジ」とは、増量剤やつなぎをはじめとする主成分以外の含有物。販売店からメーカー(日本支社)にまで問い合わせたけれど「変更していません」とのこと。ルーシーの体質が変化して合わなくなったということか。その一方で、一般的なアレルギーの原因として、注射や薬の主成分以外のもの(溶剤など)も挙げられることから、ドッグフードに含まれる増量剤やつなぎの品質は、気をつけるべきポイントかもしれない。

長文におつきあいいただき、ありがとうございました。

そんな素敵な貴女におまけ(爆)

 今までルーシーにはドライばかりだったけど、カンヅメやパウチのドッグフードの方が良い犬もいるようだ。ドライに比べてニオイが強いし水分をふくんでいるから、好みがうるさい犬や食欲が減退したシニア犬なんかは、ドライフードよりもカンヅメの方を魅力的に感じるし、歯が弱い子にはドライよりも噛みやすく消化し易いことは知っていたけれど。一方、ルーシーみたいに満腹を知らない犬にも有効らしい。水分を多く含んでいるので、1回に食べられる量が増えるから。また、カンヅメはドライほど加工する必要がないため、良質のタンパク質や炭水化物の加工は最低限にとどまっている。犬にとっては、同じ商品でも、より原材料に近いものが食べられる魅力があるとか。