衝撃のボーダーコリー!

 あるサイトの記事を見つけ、驚きのあまり目を疑った。太り過ぎのボーダーコリーの画像である。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2050346/Border-collie-Cassie-loses-half-weight-6-months-ballooning-9-stone.html?ITO=1490
 このボーダーコリーは7才。ドッグフードを一切食べたことがなく、人間の食事−それも、テイクアウトやフィッシュ&チップス、チョコレート等−だけを食べてきた。保護団体に保護された時点で、なんと体重は58kg超。6ヶ月のダイエットで、半分にまで減らしたそうだ。
 このボーダーコリーが保護された当初は、3分と歩いていられなかったそうだ。スタッフ2人が、犬の両側に立ち、お腹にタオルを通して下から支えなければ歩けなかったそうだ。ダイエットで1日2回、ドライのドッグフードのみを与えるようにしたところ、始めはハンガーストライキを起こしたらしい。体毛をカットされているのは、床ずれの処置のためらしい→始めは、首から上がボーダーコリーで、首から下がゴマフアザラシの合成写真かと思ったよ(笑)
 それにしても、人間の食事って、やっぱりイカンのだなぁ。ボーダーコリーって、基本的にじっとしているのが苦手な動物だから、他の犬種よりカロリーは消費し易いはずなんだけど。「3分も歩いていられないほど太る」って、ちょっと考えられない。でも、事実なんだなぁ。
 体重が半分になっても、まだ20kg台後半。これを適正レベルに落として、新しい飼い主さんを見つけるそうだ。なお、この飼い主さんには、二週間ごとに団体を訪れさせ、体重チェックを受けさせるらしい。犬は、人間の食べ物の味を覚えてしまうと、あきらめさせるのに苦労する。飼い主は、犬に対して愛着が湧くにつれ、犬の要求を退けるのが難しくなる。飼い主に、体重チェックを義務付けないと、新しい過程で、また同じことが起こるということなんだろうな。
 ルーシーは療法食だし、おやつも主に低アレルゲンのビスケットだ。しかし「本来やる気のないダンスなぞ、させているから」と、別のものも与えようかと考えていた。ちょっと考えなおそうと思う(笑)。