延期後の我ら(;_;)

 あはは〜、ダレちまいました(乾笑)。
 競技会が約1ヶ月延期になって、(あ)は途方に暮れてしまった。というのも、今回は(今回も?)短期決戦を決意していたので、延期後の本番まで、どう練習していけば良いのかが、わからなくなってしまったのだ。
 延期前は、本番の1週間前を目標にルーティンの90%を踊れるようにするツモリだった。ルーシーが、なんとか目標近くまで動けるようになったところで、全体的な流れが悪かったり、出来にムラがでてきたり。
 仕上がり具合に不安を感じて、A先生に相談した。確かにムラはあるけれど、ルーシーのテンションを指摘された。今季のルーシーは、ダンスに着手した当初、全くヤル気がなく、テンションを上げるのに苦労していた。
 「ゴリゴリやっちゃダメですよ。元も子もなくなりますから(←ストライキを起こす 笑)と、先生に釘を刺された。にも関わらず、最後の1週間は、ゴリゴリに近い練習をした。週を通じて、かなり気温が高かったので、この気温で動くことに慣れておかねばならない。環境に関わらず踊らなきゃダメと、ルーシーに理解させたかった。ルーシーにとっては、体力・気力ともにかなり厳しかったと思うが、それなりに頑張っていたと思う。
 かくして、競技会前日には疲労(肉体的&精神的)がピークに達していた。その一方で、(あ)個人としては緊張感のある練習ができたと思う。ルーシーも、頑張ってついてきてくれた。これで本番に臨んで、たとえ本番で失敗しても、少なくとも個人的には後悔しないだろうと思った。
 まさかの延期で、緊張感が消えてしまった。
 とりあえず延期後最初の1週間は踊らないでおこうと思っていた。しかし、実際には3日が限界(爆)。ルーシーはともかく、自分がハンドリングを忘れてしまう気がして怖かったから。
 踊る度に細かいところが違い、違いを見つけると胸がキューッとする。「その時々のコンディションで感覚が少しずつ変わってくるのは当然」と自分に言い聞かせながら、いかんせん出来のムラが大きく焦りを感じる。同じ曲で踊るのに、時間をかけると、こうも出来が変わってくるのかと怖くなってきた。
 毎日、曲を通じては1回。残りはパーツの練習。それ以上に頑張り過ぎると、ルーシーのモチベーションが下がる。心に決めて練習する。「これ以上変わらないでくれ」と心の中で祈るような気持ちだ。
 こちらの思いは、ルーシーには通じない。今度は、練習に対する態度が変化してきた。こちらの緊張感が消えたことが伝わったのか、同じ事の繰り返しに飽きてしまったのか。曲を通じた時に、一つ一つの動作がおざなりになったり、指示されてもいないのに妙なターンを入れたり。これを起こさせないために短期決戦にしたのに、恐れていたことが起こるべくして起きたというか。
 結局、原因は「ダレ」なんだと思う。こちらがダレたのを、ルーシーも感じ取っていた。元よりサボる口実を探すような犬だからなぁ(苦笑)。こちらが、あわてて自分の気持を引き締めたところで、ルーシーは、それに付いてくる犬ではない。テコ入れが再度必要みたいだ。
 問題は、どこでテコを入れるか。今テコを入れて、よしんば効果があったとしても、本番までに緩んでしまう気もする。
 さてさて、どうするかなぁ。
 頭が痛いヨ〜(;O;)。