足はどうした?

 今朝の散歩の帰り道、ふと思い立って、ルーシーが歩く姿を動画に撮っておこうと思った。
 指の関節炎はかなり良くなってきており、ピョコタンはほぼ見られなくなってきた。しかし疲れてくると体の揺れが大きくなる。
 また、昨日の夕方は少しだけ走らせてみた。ディスクも何も使わずに「ワンワワンしておいで」と声をかけた。ルーシーは、誰もいない場所で嬉しそうに1分ほどフルスピードで走ったけれど、その後に少しだけ体の揺れが大きくなった。ピョコタンは出なかったけど。
 痛いのかなぁ?痛い足をかばっていては骨格や筋力のバランスにまで影響が出るのではないだろうか?なんとなく心配になった。
 予定は立っていないけれど、近々、整形外科の専門医の診察を受けようと思う。当然、指の関節炎のことも。ただし、ルーシーは肝心な時に限って、演技でごまかそうとする。痛いのに「どこもおかしいところはありません」とシャッキリしてしまう。
 診察の際には、先生の前で実際に歩いて見せるんだけど、この場を演技でごまかされては困る。いつもの環境で、疲れた時の歩く姿を撮影しておいた方が良いかと思った次第。
 ところが、カメラを意識してか、こちらの思惑を悟られたか、ルーシーはフツーに歩いてしまう。何回やっても、気になる『体の揺れ』は撮影できない。
 そうこうしているうちに、家の近くまで戻ってきてしまった。
 すると坂の上から、ルーシーが大好きな人がやって来られた。
 リハビリ中は、天気が悪かったこともあり、ルーシーはあまり人に会えなかった。人との出会いに飢えていたルーシーが、突然ものすごい力でリードを引っ張り始め、いつも可愛がって下さる方に駆け寄っていった。

 上り坂だっつーのに。
 足は痛くないのか?

 おかげで、歩く姿はもとより、トレーニングもへったくれもないダメダメ・ルーシーを撮影するハメに(;_;)。

 まぁ、こういうルーシーは、いつものことなんですけど(^^ゞ。この方や奥様に会うと、ルーシーの頭の中は、いきなり子犬時代に戻ってしまうらしい。
 足の痛みを忘れるほど嬉しいのかな?そう思うと「スイマセン。ちょっとだけ甘えさせてやってください」と心の中で思ってしまうのだった。