ダンス競技会6〜ルーシー〜

 やれやれ、終わりました。ピーカンの夏日で一番暑い時間に、ルーシーは、なんとか踊りました!A先生にシツコクお願いして、タープ設営を会議でかけあってもらって良かったっす。
 A先生、本当にありがとうございました!!そして、一生懸命教えていただいたのに、上手くいかなくてすいませんでしたm(_ _)m。あ、毎度のことか(爆)。
 お友達&先輩の皆様、たくさん励まして下さって、ありがとうございました!!
 そして、お父さん&ルーシー、ありがとうね!!

 アドバンスト・クラスとマスター・クラスは、一番暑い時間帯。ルーシーはアドバンスト・クラスの最後。
 あのコンディションやステージでは、ハンドラーに集中させるだけでも非常に難しかった。あの時間帯、あのステージに立った者にしか実感できなかったと思うけど。
 当日、本番を待つ間は、ルーシーの体力温存を最優先すると心に決めた。つい数日前にゲロリアンだった訳だし。
 「けど前日も踊ってないんだよなぁ〜」と少々不安がよぎる。出番を待つ間に、どこかで音楽をかけて、通し練習をしたかったけど、これは逆効果と判断してパス。パーツ練習・・・悩むところだなぁ。サブステージで目を覚まさせ、テンションを上げてやらんとイカンもんなぁ・・・。むむむ。
 そんなことを考えながら、ルーシーの様子を見ると、ガングロ多毛犬は、強い日差しに数分あたっただけで、何を言われてもヘラヘラ笑いを浮かべるのみ。

 ア〜〜カ〜〜ン〜〜!!ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

 今回、ルーシーの指示無視&暴走を防ぐことを目標にやってきたけど、暴走どころか全く動かなくなるかも。
 こうなったら、伝家の宝刀しかないわな ( ̄― ̄)。
 いでよ、鳴門金時!!ジャキーン!!(←効果音)

 この日はトリーツとして、焼いたササミ、イモの手作りクッキー、焼き芋を用意していた。コンディションによって、出すものを変えようと。本番直前までは、クッキーで踊ろうと思っていたんだけど、水分が少しでも多い方が良いかと焼き芋に変更。


 最初のポーズで失敗。「ベッグ」っちゅ〜とるのに「バック」するやつがあるか(爆)。でも、この失敗は想定内。気分をサッサと切り替える。
 ラージサークル、小さっ!!シャカリキ強化したはずなのに(;_;)。
 バック&ターンバックで、もはやフラフラだったのか、なぜか「くるん」をしようとし、途中で「あ、バックだった」と気がついてやり直す(笑)。訳の分からん動きを見せてフィニッシュ。

 「さぁ、イモをくれ〜!!」と、最後だけ、やたら元気 (- “-)

 「ヘタクソでも、失敗しても」と言っていたのだから、音楽がかかっている間、ステージにいれたのなら、これでヨシとしようと、自分を納得させることにした。そう思う一方で「ダンスになってなかったかも」と背筋に冷たい汗が流れる。先生に申し訳が立たないよ〜(;O;)!
 りぶらぶでお世話になった先輩フリースタイラーさんが、今回来場され、ワシらの演技を見て下さっていた。「良かったよ」と褒めて下さったけれど、本人は情けないことに、全く記憶がない。

「しょうがないわねぇ」と、こころちゃん@特別出演
 先生に謝りに行ったら「失敗はあったけれど、今回はIさんが落ち着いていました」と言ってくれた。

 ・・・そうでしたっけ(爆)?

 実際は、頭が真っ白で自分がどう踊ったのかを全く覚えていなかった。中盤でルーシーが疲れて遅れ気味になり、なんとか音楽に合わせようと必死だったから。覚えているのは失敗したところばかり。芋も握りしめたままで、ルーシーに与えるヒマがなかった。後から考えてみると、ハンドラーがこんな状態で、よくも最後まで踊ってくれたものだ。


 「でも、この季節に、このテンポで踊るのは止めましょうね」
 
ハ・ハ・ハ〜、やっぱり(^^ゞ

 やっぱり余裕がなさすぎて、アップアップだったのがバレバレだったらしい(^_^;)
 ちなみに、今回の音楽はBrun○ Marsの”Run○way Baby”。今年のグラミー新人賞を受賞した歌手である←さりげなく自慢してるみたいだけど、2月の授賞式を見て初めて知った(笑)。ルーシーのテンポに合わせると、どうしても懐メロになってしまう。それも、誰も知らないであろう、ものすごく古い曲。「私は新しい曲だって知っている。懐メロで踊るのは、もう嫌だ!」と、先生にダダをこねた結果の選択。

 

 無理な選択の結果は、ステージでツケを払う結果になった。自業自得というやつやね。
 次回は・・・懐メロで良いです(爆)。