なんだかなぁ

「競技に区切り」と書いたところ、お友達や先輩が心配してメールや電話で連絡を下さった。こんなに心配していただくなんて、恐縮するやら、ありがたいやら。ホント涙が出た。
 ルーシーのように、少なからず故障があるボーダーコリーにとって、運動のさせ方は頭痛のタネである。体の状態が再び変化して、この問題を考え直す時期が来たのだと思う。
 果たして「正解」は、あるのかな?
 たとえ「これだ!」と思っても、それは常に変わらず正解とは限らないもんなぁ。

 今日の夕方は、博物館の裏で少しダンスの動きをやってみた。すると、足の運びがおかしい。ツイテで歩くのも遅れる。バックをさせると、両前足をぴょこぴょこと無駄に上げる。
 「痛いの?」と訊くと、体をブルブルっと震わせて周囲のニオイを嗅ぐ。早々に切り上げて、芝生の広場を通って帰ることにした。 

 芝生の広場へ向かう途中で、靴紐を結ぼうとリードを手から放して屈んだところ−−。ルーシーが走りだした。

 「なんだよ、仮病かよ!」と言うと、ルーシーは不思議そうな顔でこちらを振り返った。
 芝生の広場と違って、博物館の裏は、すでに雑草が茂ってきている。中にはチクチクしたヤツもあるようだ。ルーシーは、どうも足元が気になって、そのため動きが悪かったらしい。ちなみに芝生の上で同じことをさせたら、全く問題なく動いていた。

 ただし、帰宅後はやはり足をペロペロ。仮病なんだか、本当に痛かったんだか。
 ・・・なんだかなぁ〜=3