クールな畦道(笑)
昨日は教室へ。授業ではなく、ご機嫌うかがい(爆)。まぁ、先生も「ルーシーがずっと元気で歩ける方が良いです」と言ってくれている。ルーシーの健康を一番に考えてくれている。ありがたい。
おしゃべりの話題がサマーカットになった。
足や足裏、オシリ、尻尾はともかく、お腹側はどうしたら良いのか分からない。先月、(あ)はルーシーを立たせた状態で、ちょっとだけ梳きバサミで梳いてみた。術後6ヶ月でほぼ元通りの長さになっていたのを、先月は3cmほどカットした。毛の小山ができていた。
その晩、ルーシーがリビングでヘソ天になったところを見て、驚きのあまり言葉を失った。
短くなっていたものの、腹毛がビッシリ密集していたからだ。
「これじゃ少々カットしたって、効果はないなぁ」とガックリ。犬は、お腹を冷たい地面や床につけて体温を冷やすのに、毛が密集していては効果が薄いではないか。
「なんか良い手はないですかねぇ」と訊くと、先生が生徒のワンちゃんのことを教えてくれた。
このワンちゃんは――長毛の小型犬らしいけど――サマーカットの際に、バリカンで胸から肛門まで一直線に3cmの畦道を作ったらしい。
昔、ボーダーで「背中のチャックを開けたら、小さい人間が出てくるかも」と言われた子がいたけどさ。
お腹側だよ。そこから何が出てくるんだろ?パンヤ(笑)?
「見た目にも(畦道があるとは)分からないし、犬も快適らしいですよ」
しかし、この畦道カット。どう考えても、ルーシーには無理だ。
係留されても、じっとしていない。こちらもバリカンを使ったことがない。(あ)は普段ハサミで毛をカットしているけれど、お世辞にも上手ではない←ハサミやアイロンを手にすると、ダンナが逃げていくもん(笑)。畦道がグネグネ曲がっちゃうよ。TVでは、時々スキンヘッドに畦道を作っている人を見るけど、あれだって真っ直ぐじゃなきゃ「大失敗」だよ。
仮に真っ直ぐの畦道ができたとしても、ルーシーはへそ天で寝ていることが多い。蚊に「ここに刺してください」と言っているようなものだ。お腹の真ん中なんて、痒くても舐めることすらできないではないか。
先生も、青空ちゃんのことを心配されていた。青空ちゃんは、普段冷房の効いた環境にいることが多いので、夏でも、ツヤツヤ漆黒の見事なダブルコート。ブラシでかなり取っているけれど、直ぐに生えてきてしまうのだとか。
「これから、もっと暑くなるし心配ですよね」
先生は決意して、肛門から畦道カットをスタートしたところ、途中で突然不安になって止めてしまったそうだ。
畦道づくりには度胸が要るなぁ。
やっぱプロじゃないと難しいか。