確率論?

 今週に入って一日1回は雨が降る。夕立ということもあるし、日が高い時間に黒い雲が集まって土砂降りが始まることも。県南部の天気予報、エリアの天気予報、5km四方のメッシュ予報を見て、それでも雨は読めない。降水確率が40%で雨が降ると待ち構えていたら全く降らずに、気温が35℃近くにまで上がる。降水確率が20%だし雨が降らないと思ったら予想を裏切られ、湿度と不快指数がMAX。

 今週ルーシーはシキリに体を掻くようになった。どうも暑さに耐えかねて、自分で腹毛を抜こうとしているらしい。 (あ)はもちろん毎日2回はブラシをかけているのだけど、お腹側は3cm程度イ切りそろえただけだ。
 カイカイをした後には、フワフワの腹毛が塊になって落ちている。慌てて馬毛のブラシでお腹側にブラシをかけたが、カイカイは止まらない。
 こうなったら、ゲリラ豪雨に遭っても良いから水遊びさせてやるか。
 一旦は、そんな捨て身の覚悟を決めてはみたものの、実際にはなかなか実行には移せない。
 マムシが出たら、どうするよ?自分が噛まれた場合、下山するまで正気が保てないと運転できないし。他人に助けを求めるにしても、その他人が周囲にいなくちゃダメじゃん。
 適度に家に近くて、適度に人や往来があるところ。
 そんなことをツラツラ考えていたら−−。
 今日のニュースで県北部でマダニが原因のウィルス感染者が出たという。
 これから体温超えの猛暑がやって来るという絶妙のタイミングである(TOT)。
 
 (あ)は開き直り、ルーシーを水遊びに連れて行くことにした。そろそろシャンプー&ノミ・ダニの薬の投与もせにゃいかん。庭で水遊びをしたって、ダニがつくことだってあるんだし。まぁ、マムシはいないだろうけどさ。
 熱中症になる可能性の方が断然高いんだから。

 鼻息荒く水遊び場に入ると、この日はなぜか20代の人達が多かった。中にはビキニのお嬢さんもいて(ここでは初めて見たよ)、ルーシーを呼んで可愛がってくれた。お嬢さんの1人が、ルーシーにグレープフルーツを下さった。
 シャンプーを予定していたので1時間ほど遊んで帰宅。ルーシーを洗い始めた頃にゴロゴロと遠雷。慌てて洗ってタオルで乾かして、とりあえずサークルに入れたところ。
 いきなりリバース(TOT)。
 最初にもらったグレープフルーツは房のままだったので、ルーシーは直ぐには食べられなかった。(あ)が拾い上げて小さく千切ってルーシーに与えた。しかし、その後のルーシーはお姉さんにしつこくつきまとい、再びグレープフルーツをもらっていたらしい。橋脚の向こう側だったので、もらった現場は見えなかった。(あ)が自分にキレかけているのを感じて、ルーシーは慌てたらしい。そして、あさましくも房のグレープフルーツを丸飲みし、気持ち悪くなったようだ。
 結論:マムシやダニ、熱中症よりも、ルーシーが食べ物を丸飲みしてリバースする方が確率は高い。断然高い。
  
この日はカメラを忘れたので、ケータイの写真。