うさぎ、うさぎ

 先日、手作りのオモチャをいただいた際、まりママさんが「ルーシーのはミッフィー・カラーにしといたから」と仰った。オレンジ・白・黄・緑のフリース生地を、わざわざ選んで作って下さったらしい。犬の歯が入る隙間を作らないように、きつく編み上げるのは、さぞかし大変だったろうなと恐縮している。
 今でこそミッフィーと聞けば、口がXになった白いウサギのキャラクターを思い浮かべられる。しかし、実は、あのキャラクターは、(あ)にとってはうさこちゃんなのである。初めて出会った時は、確かにうさこちゃんだった。いつからコジャレた、カタカナの名前になったのやら。
 調べてみると、このキャラクター本が日本に初めて紹介されたのは1960年代←ばっちり(あ)の幼児期(笑)。「のんちゃん雲に乗る」等で有名な石井桃子さんがうさこちゃんと訳されたそうだ。英語圏での出版部数が増えたことで、世界中で英語名の方が知られるようになり、70年代から日本でもミッフィーとなったそうだ。
 で、ここからは記憶が曖昧なのだが、(あ)が初めて読んだ、このキャラクターの絵本には、文字がなかったような気がする。絵しかなくて、ストーリーは読む側が作っていた。随分時間をおいて第二弾が出た際に「うさこちゃん」になったような・・・。記憶違いだろうか?
 どなたか、ご存知でしたら教えて下さい。

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をぉ、そうそう。夕方の散歩のハナシ。猫だまりゾーンをギト目の特別警戒モードで進んでいたルーシー。ゾーンを抜けて小学校のフェンス沿いに歩いていたら、いきなり吠えて飛び退った。フェンスの向こう側(小学校の敷地内)に丸い毛玉みたいなものを発見。
 「ネコがいたのか!」と舌打ちして、よくよく見ると↓

 「・・・うさぎ???」 
 ルーシーはしばらく唸っていたが、ネコと違って相手に全くリアクションがない。唸るのを止めて、首をかしげて見つめていた。
 ウサギは、人慣れしているのか全く逃げようとしない。それどころか興味を引かれて近づいてきた。ふと見ると、別の場所にもう一匹。もしかして放流中???にしては、監視している人はいない。
 フェンスの下側には、雨水でえぐられたのか隙間がある。隙間から道路に出てしまって、車にでも轢かれたら大変だ。
 慌てて校門まで行ったが、許可がなければ敷地に入れない。おまけにルーシー連れだし。インターホンも見当たらない。しかたがないので、門の前で「すいませ〜ん!!」と何回も叫んで、女性の先生に来てもらった。
 ウサギ達は、どうやら小屋から逃げたらしい。先生が捕まえて保護されていた。春休み中で、世話をする人がいないのかな?