秋も終わり?

最近、ルーシーが、恨めしげな表情を見せることが多くなった。本犬の想定通りの事柄が起こらないことが「恨めしい」らしい。99%は、本犬の勝手な思い込みによるもので、こちらを責めること自体がマチガイなのだけど。

「お父さん、どこに行ったのかなぁ?」
 例えば、週末に(あ)と(た)が、ルーシーと一緒に、車に乗るとしよう。ヤツは100%「おでかけだ〜!」と思い込む。週末の散歩は、もっぱら(た)が担当なので、(あ)が車に乗ると大興奮。車内は「いつもの2倍吠えてます〜!」という煩さである。

「早く帰って来ないかなぁ?」
 ところが、最近、行き先は病院というケースも増えてきた。勝手に「楽しいおでかけ」と思い込み、行き先が大嫌いな病院だと、ヒジョ〜に裏切られた気分になるらしい。なんとなく涙目になり、頭で、こちらの体をグイグイ押して「どうにかしてくれ」と訴えてくる。

「おやつのためなら頑張ります」
 面白いのは、ルーシーの想定は、100%自分に都合が良いラッキーパターン。自分に「不幸」(例:ハラキリ手術とか)が訪れるとは、露ほども考えていない。

 アホだからか、楽天的な性格ゆえか?
 これがネクラだったら「私の犬生、良いことなんか、あるワケない」なんて考えるんだろうか?
 ルーシーを見ていると「そもそも、ネクラな犬っているのかなぁ?」と思う。
 どうして、こうも自分に都合よく考えられるのか?飼い主ながら、不思議でしょうがない。

「来週は、どこ行く?」
気がついたら秋も終わり。
近場の公園を家族で散歩。この日は奥の芝生の広場も子供連れや犬連れが来ていた。こんなに寒くなっても、ルーシーにダニが付く。気をつけないとね。