受験の神の憂鬱(笑)
『受験の神』後日談。
後輩のお嬢さん、二浪決定(@_@)。
なんとか合格できた大学もあったけど、本人が「納得いかない」そうで。
ちなみに、(あ)が星●徹と化し、ボランティアで千本ノック的特訓(約700枚)を1ヶ月半やった結果、英語は、実力がメキメキUP。
後で、彼女が受験した大学について、ネットや新聞で公表された試験問題を見たところ、複数の大学の入試問題で、長文読解のトピックも、大当たり!
エネルギー関連。特に太陽光発電◎。教育問題◎。科学の歴史ではダーウィンと進化論◎。残念ながら、時間がなくて、アダム・スミスとカール・マルクスのうち、マルクスを選んじゃったけど、アダム・スミスも候補には挙げてたさ。
出典まで当てちまい、鳥肌がたったぞよ。
こりゃ『神』扱いされるわなぁ。
とはいえ、結果は散々。理数がダメだったらしい。
訊けば、センターでの理数科目の得点は60点台。そりゃ、英語で90台後半を叩きだしても、アカンやろ〜!!
私立大学の付属高校を卒業。二浪で、今後は医薬専門の予備校に通い、目指すは大学受験の最高峰って・・・
どんだけ、お金を使うねん?!
4人兄弟姉妹の1番上で、これから3人(男子2人を含む)も、いるっつーのに?!
女の子だからって、専業主婦で一生を送るって時代ではないし、『働くお母さん』がアタリマエの世の中になってきている。
女性が出産・育児などを経て、生涯を通じて働く上で、資格は大きな意味を持つ。
だけど、個人の適性に合った道を選ばないと、意味がないではないか。一生、それで食べていくんだろ?
4人もいるんだから、家業が理由で医学に進まそうというのなら、後の3人の誰かで良いのでは?
大体、理数がダメな医者に診てもらいたいと誰が思う?
そりゃ課程が変わって、今年は、生物で習っていないことが試験範囲に入るとしてもさ。だからって、物理で受験してどうするよ?人間は生物じゃないのか?その分野が必要だから、生物のカリキュラムが変わったんじゃないの?そりゃ、大学受験のシステムの問題かもしれないけれど、それくらい対応できないで、どうするよ?!
・・・という内容を、オブラートでグルグル巻きにして伝えたけれど、後輩(母親)は聞く耳を持たず。
「我が家は、(子供が)大学に行くなら、全員に資格を取らせる方針やねん。」
「(自分達が押し付けた訳ではなく)あの子は、医者になりたいねん」
「できない子じゃないねん。去年のセンター試験では、化学で90はとれてたし。」
「(自分が)息子の中学受験ばかりに時間をとられて、娘まで手が回らなかった。今年は娘に専念するし。」
理数がここまでダメだということを聞かされたのが、2月に入ってから。センターの英語で好成績を出しちまったこともあり、その時点で(あ)に手を引かれては困るので、母親は情報を出してこなかったのだろう。
確かに、それが分かっていたら、(あ)は、ここまで真剣に手助けしなかったかも。それでも、少々ムカついた。大人げないだろうか?
(た)に話したところ、本人も気になっていたが「訊くのが怖くて訊けなかった」らしい(爆)。
開口一番「え〜?そりゃ、ダメだろう〜!!」
「ボクらの時代だって、KOとKYO大とTO大の医学部は、共通一次で満点近く取れなかったらダメだったのに」
(た)にも心配や迷惑をかけたことを謝って
「もう、これでオシマイにします」
「来年『助けて〜』と言っても、断ります。さすがに、言ってこないと思うけどね」と言うと、
(た)は、少し考えて
「いや、来年も言ってくるね。それは」と、妙に確信を持って予言した。
・・・絶対、断ってやる!ヾ(*`Д´*)ノ"