てんかん情報8

 このブログを読んで下さっている方は、「ルーシーがてんかんを起こしていないのに、なぜ?」と思っておられるかもしれない。
 確かに、最初は「お友達ワンのために、どうにか役に立てないか?」という気持ちだったけど、調べていくにつれ、他人事とは思えなくなってきた。
 正直、てんかんは、(あ)の中でノーマークだった。昔から腫瘍や内臓疾患については、それなりに手を打ってきたつもりで、最近では「歯周病も考えないとイカンのかなぁ」とボンヤリ考えていたところだった。てんかんが「脳内の電気信号が異常を起こして・・・」というのは分かっていても、それ以上のことは全く分かっていなかった。
 調べてみて「てんかん」という言葉で、ひとくくりにするには、あまりにも原因が広範で、解明されていないことが多すぎることが分かってきた。どの世代のワンも罹患するケースが見られるけれど、シニア犬の場合は、肝臓病や脳腫瘍などの罹患率が上がり、てんかん発症率も上がること。生涯にわたりケア(多くの場合が投薬)が必要だということ。
 そして、てんかんとアレルギーには関連性があること。
 そう、ぐるぐるっと回って、アレルギーに戻って来ちゃったワケ。
 ルーシーだって、てんかんを起こしても、おかしくないかも・・・。
 飼い主さん達が、気が抜けない毎日を送り、愛犬の苦しむ姿に心を痛めておられ、それでも、あきらめずにケアを続けておられる様子を垣間見て、自分が同じようにできるかは自信がない。今、ルーシーに何かできる訳でもない。でも、その日が来たら、できるだけ冷静に受け止められるようにしたい。
 知識をお守りにして。そう思っている。

                                1. +

てんかん持ちのワンちゃんの飼い主さん達の体験談から、バラバラのトピックについてのハナシ。

●発作前の様子
飲食中に失禁。顔のひきつり。顔の周囲に虫が飛んでいるかのように空中を噛もうとする。窓や壁を抜けて飛ぼうとする。お腹や頭が熱くなる。目が飛び出たように見える。
●発作が起こりそうな時の対処
灯りを暗くして、アイスパックを後ろ半身に起き、次に少しずつ上げていく。
●同じ曜日の同じ時間に発症
(注)金曜日の午後7時とか、2週間おきの週末とか。
メラトニン6mgを投薬に追加。リラックスできる模様。
●VACCINIUM IN 200 POTENCYが効いた。
(注)ホメオパシーの医薬品。国によっては、利用できない場合もあるようだ。かかりつけの獣医さんにご相談下さい。