健康診断 2
エコー検査で、今回指摘されたのは胆嚢。
胆嚢:胆泥が確認。胆嚢炎の所見はナシ。
胆泥の形成は、老化現象で、これが固まると胆石になり、犬でも痛いらしい。昨年(あ)の実父が、内視鏡で除去してもらった際に、人間の担当医から説明を受けていたので、あまり動揺せずに済んだ。
「胆嚢なんて、無くても生きていけるんですけどね」と言っていたからさ(笑)。
ネットのサイトによれば、
胆泥の所見は、犬の全体数の3分の1、主に10歳以上の犬に見られる。性別や食餌の頻度や内容に関連性はない(市販のドッグフードか、手作りか、人間用の食べ物か等に関連しないらしい)。所見がよく見られる犬種としては、プードル(23.3%), .コッカースパニエル (6.2)やビーグル (5.1%)。肝腫大・心臓病を伴うケースが多い。なお、血液検査では、ALPの値が高くなる傾向がある。
ルーシーの場合は、肝臓や心臓は問題がないので、単なる老化現象らしい。
ただ(あ)が個人的に「やだな」と思ったのは、
1) フードを変えなきゃいけない事態は避けたい。
ルーシーは、5歳でアレルギーを発症してから現在まで、アレルギーの処方食を食べており、食餌を変えなきゃいけないとなると、再びフードジプシーとなる。アレルギーの処方食だけであっても、相性を確認するには、実際に試してみるしかない。ルーシーにとっても、負担になるだろう。
その点を先生に訊いてみると、
「今の状態では必要ないですけれど、これは病気ではなく、老化現象ですからねぇ」
「(食餌を変える)必要が出たら、優先性を考えるしかないですね」
つまり、アレルギーと胆石と2つの問題がある場合。一方を優先させた上で、他方を捨てるか、もしくは他方を食餌以外の方法で解決するかを選択するしかないという。両方に効果がある処方食はないし、あったとしても、実際に試用して、その犬との相性を確認する必要がある。
「アレルギーに良いフードと、胆石に良いフードを半々っていう訳には、いかないですからねぇ」
そりゃ、そうだわなぁ。
2) 昨年は見られなかったのに、1年(正確には10ヶ月)で形成されたこと。
人間の7倍と言うけれど、ルーシーの老化は、加速してるのかな?
とりあえず2ヶ月ほど様子を見て、再度エコー検査。その間は、打つ手がないみたい。
「(病気じゃなくて)老化ですからね」と先生。
う〜、イライラする〜!!病気じゃないとはいえ、何もできんのか!?
「これから検査する度に、何かしら(異常が)出てきますからね」と先生。心の準備をさせようという心遣いだろうけど、そんな事を言ったら、検査を受けさせる気がなくなっちゃうじゃん(逆ギレ&半泣き)!
帰宅後、ルーシーと散歩。「何も悪いことがなくて良かったねぇ」と声をかけて歩く。こちらが声をかける度、ルーシーは笑顔で尻尾フリフリ。
病院で水を飲んでいなかったらしく、がぶ飲みX3回。水の摂取量を抑えるはずが、小をしたトイレシートさえ舐めようとする。そして、やたらベタベタと甘え、お腹を撫でろという。
ヤツは、自分がワルサをして、罰を与えられたと思ってるんだなぁ。
あ!
2ヶ月後に再びエコー検査って、また腹毛とぅるんとぅるんやん!
それも、真冬に(爆)。
かくして、ルーシーの受難は続くのであった(笑)。