六甲おろし

 昨夜、ルーシーに歯磨きをしていたところ、ちょうど阪神・巨人戦が終了して「六甲おろし」がテレビから流れた。ついつい口ずさんだら、「おーおーおーおー」のところで、ルーシーがガバッと立ち上がり、こちらの方を首をかしげて見ている。そういや、前にテレビで六甲おろしを歌うワンちゃんが紹介されていたっけ。やっぱり、吠えているように聞こえるのかな?
 ルーシーが我が家に来た当時、甘噛みがひどく、そういう時に私は歌を歌っていた。急に歌うと、犬はビックリして手から口を離す。「どうしたの?」という顔をして、首をかしげる。手から口を離した瞬間に誉めてやるというのを繰り返し、少しずつ人の手を噛むことは減ってきた。今でも噛もうとすることはあるけれど、本当に歯を立てることは(シャンプーの時以外)ない。
 有効だったのは、歌い出しの部分にインパクトのある曲。「どんと鳴った花火がきれいだな〜」とか、「一年生になったら」とか。「六甲おろし」は気が付かなかったなぁ。それにサビの部分だし。あ、全曲歌わなくて良いのか。
(た)は今日は早く帰宅すると言っていた。祝勝会の準備には余念がないようだ。2002年のスポーツ新聞は捨てなさいよ。