フェッチ中毒?

 今日は来客があり、お客さんが家に入ってもらう前に、(あ)はルーシーにフェッチを与えた。ルーシーは、一瞬嬉しそうな表情を見せた。しかし、来客の姿を見るや、フェッチを取り落とし、お客さんに「遊んで」と訴えて少し吠えたり、サークルの中をウロウロしたり。まぁ、お客さんにはリビングに入ってもらったので、ルーシーもすぐにあきらめて、フェッチをガリガリと囓り始めたけれど。
 フェッチは毒性の少ない梨の木から作られた棍棒で、U先生も愛犬のスコップちゃんには「精神安定剤」として与えているそうだ。確かに広告には、夢中になってフェッチを咬んでいるワンちゃんの写真が載っている。そんなに美味しいのかしら?
 ルーシーの場合、フェッチの消耗度が激しい。あっという間に両端はボロボロになり、不思議なことに床に落ちている木くずが少ない。要するに、木くずは食べてしまっているようだ。
 U先生は「フェッチは食べても大丈夫ですよ」と仰っていたけれど、ルーシーには前科がある。前に木の枝を拾い食いして、お腹を壊したのだ。下痢は一時的で、すぐに復調したが、下痢がクセになっては困る。お腹を壊す前に取り上げなければならない。ただし、どの時点なのか?そこがよく分からない。
 前に取り上げようとしたら、ルーシーはフェッチをくわえたまま、家の中を逃げ回った。おとなしくなるのは歓迎するが、取り上げようとした(あ)に唸るのはいただけない。何事もケジメが大切。今後は相手の様子を見ながら、タイミングを計ろうと思う。