要求吠え2

 昨日も(た)の帰宅が遅かった。9時頃、クレートに入ったルーシーは、夜半になって、物音に気がついて吠え始めた。目の前で鍋料理を食べられて、黙っていられなかったのかもしれないけど。二階で寝ていた(あ)も、目が覚めるほどの大きな声だった。
 吠えたからといって、クレートの外に出すと、それが当たり前になって、ルーシーは何かにつけ、吠えるようになるだろう。そして、こちらのトイレ・コマンドを無視するようになるかもしれない。(あ)は「ルーシーが、1回くらいクレートの中で粗相をしてもしょうがない。ともかく吠えても出さないで、様子を見よう」と(た)に言っておいた。
 案の定お腹を壊していた訳でもなく、単なるワガママだったようだ。それでも本人があきらめて鳴き止むまで、非常に長く感じた。冬だから雨戸を閉めているので、ご近所に迷惑をかけていないと思うけれど、それでも気になる。
 昔は電池が切れたように寝てくれたのに、今では2時間フルに外で遊ばせても、ちょっとした昼寝で、すぐに体力が回復してしまう。こちらの体力がついていかないと感じる時、ルーシーに一服盛ってやろうかと思うほどだ。頭を使って、ぐったり疲れるようなゲームはないものか?ただし、ルーシーの集中力は3分で切れるけど。